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新アナトミーセンター開設の案内

20110216-T13-01金沢医科大学創立40周年記念事業の一環として、平成23年3月3日に新アナトミーセンターが竣工し、4月から実習を開始します。

当センターでは、ホルムアルデヒドの法的規制強化に対応し、解剖実習室にはホルムアルデヒド対策のためのプッシュ・プル方式の浄気装置を備え、最高水準の安全な実習環境を提供しています。また最先端のAVシステムを導入し、講義・実習の利便性を高め、良医育成に向けた良質な教育環境を整備しました。

建物前壁面にはレオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体」が施され、入口ホール壁面にはレンブラント画「チュルプ教授の解剖学講義」、解剖実習室前ホール壁面には前田青邨画「腑分」の模写が掲げられているのが特徴です。これらは、医学を志す者にとって最初に学ぶ「人体解剖学」を強く意識させ、また本学の建学の精神である「生命への畏敬」を感じさせるものでもあります。2階にはアナトミー・ミュージアムを設け、人体解剖学に関する貴重な資料や標本を展示し、さらに講演会など多用途ホールとしても使用可能です。1階の法医学区画には、死因の判定、各種検査のために必要な資料や設備を完備し、本学での教育にとどまらず地域社会にとっても重要な機能を果たす施設となっています。

 

※アナトミーセンターに関するパンフレトはこちらからダウンロードできます。

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