【採択】免疫学・中村　晃教授 （上原記念生命科学財団研究推進特別奨励金）

課題名「免疫制御受容体による自己免疫疾患の制御機構の研究」

タイラーウイルス感染による多発性硬化症モデルにおいて、プラズマサイトイド樹状細胞(plasmacytoid dendritic cell: pDC)の関与は不明なままである。そこで本研究では、pDCの関与の有無に加えて、pDC上に発現している免疫制御受容体の関与について、遺伝子欠損マウスを用い検討する。これらの実験を通じて、多発性硬化症モデルの発症機序を明らかにするとともに、治療標的分子としての免疫制御受容体の可能性を追求することを目的とする。

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