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【採択】神経内科学・田中惠子特任教授 /てんかん治療研究振興財団研究助成金

課題名「自己免疫性病態を背景とする難治性てんかんの実態調査と治療法の開発」

 

 難治性てんかんあるいは急性にけいれん重積を生じる例では、自己免疫性脳炎・脳症を病態とし、免疫療法が有効な場合がある。最近これらの一群で神経細胞の興奮性刺激伝達に関わるグルタミン酸受容体やカリウムチャネル複合体に対する自己抗体を有する例が明らかにされた。けいれん発作に抗体の介在が知られるようになったのは2010年以降であり、本群の実態はまだ十分明らかになっていない。本研究は、これらの抗体診断法を確立し、疾患の特徴を明らかにするとともに有効な治療法を確立することを目的とした研究である。

 

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