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【採択】平成24年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(文部科学省)

【内容】平成24年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(文部科学省)の「研究拠点を形成する研究」に
      本学から申請していました以下の2件のプログラムが採択されました。事業実施期間はいずれも5年
      間(平成24[2012]年度~28[2016]年度)です。

平成24年度 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
 1.研究代表者        岡崎俊朗 特任教授(血液免疫内科学/総合医学研究所)
    研究組織名       金沢医科大学総合医学研究所   
    研究プロジェクト名  「脂質ワールドの臨床応用を目指す研究拠点形成」
    研究テーマ       (1)難治疾患治療開発のための革新的イメージング脂質生物学の確立
    内容            本研究は、スフィンゴ脂質(セラミド、スフィンゴミエリン)により細胞膜ミク
                   ロドメイン制御を介して膜out−inシグナルを調 節する仕組み(脂質ワー
                   ルド)を解析し、スフィンゴ脂質制御により異常シグナルを正常化し、細胞
                   機能を改善することで難治疾患に対する新規治療法を開発することを目
                                     指す。

 2.研究代表者        川﨑康弘 教授(精神神経科学)
    研究組織名       金沢医科大学医学部 
    研究プロジェクト名  「高齢化の進む過疎地域におけるライフ・イノベーション創出」
    研究テーマ       (1)へき地高齢化社会における心の健康医療システム構築に関する研究
                    (2)発生工学的手法による認知症・うつ病モデルマウス群の網羅的開発
    内容            能登地区の中核医療機関である金沢医科大学は、2つの官学連携拠点で
                   ある氷見市民病院(公設民営化、富山県西部に位置する)、公立穴水総合
                                     病院との連携をとおして能登地区医療の充実を図ってきた。また、先の私立
                                     大学戦略的研究基盤形成支援事業により、モデルマウスの精神症状を調
                                     べる施設が本学基礎研究室に整備された。本プロジェクトでは、能登の診
                                     療拠点と本学基礎研究室とを連携させることにより、へき地高齢者の認知
                                     症、うつ病について、臨床面、基礎面から包括的に研究できる画期的な研
                                     究拠点を形成することを目指す。

文部科学省HP

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