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【論文発表】糖尿病・内分泌内科学/古家大祐教授「オートファジーと腎疾患の関わり」に関する総説を発表

 糖尿病・内分泌内科学/古家大祐教授と海外研究者らの共同にて、AUTOPHAGY誌2012年7月号にEmerging role of autophagy in kidney function, diseases and agingと題した総説が掲載された。オートファジーの機能は、細胞内のオルガネラや異常蛋白をリソゾームにて消化する品質管理と栄養飢餓の回避の役割を果たしている。オートファジーの生理学的意義や疾患の病因的意義に関する研究はこの10年間で飛躍的に進歩しており、年間約1000本以上の論文が掲載されている。本総説では、特に、腎臓の恒常性維持と、腎疾患(急性腎障害、糖尿病腎症、老化腎障害、嚢胞腎、そして移植腎)におけるオートファジーの意義が解説されている

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