記事のみ印刷する

【採択】血液免疫内科学/岡崎俊朗特任教授(小野医学研究財団研究助成金)

課題名「スフィンゴミエリン合成酵素による膜ミクロドメイン機能制御を介した悪性腫瘍の浸潤・転移抑制」

 悪性腫瘍では、初期療法により寛解導入が得られる可能性が高いが、その後、多くは多発性の浸潤(転移)により再発する。したがって、長期に使用可能で有害事象の少ない腫瘍浸潤(転移)抑制機序を持つ新規維持療法の開発が望まれる。
 本研究では、悪性リンパ腫の浸潤・転移におけるスフィンゴミエリン産生酵素(SMS)によるスフィンゴミエリン制御の病態的意義を明らかにし、SMS制御機構調節に基づく難治性悪性腫瘍の浸潤・転移抑制に対する新たな治療法の開発を目指す。

「公益財団法人 小野医学研究財団」HP

新着一覧へ