記事のみ印刷する

【受賞】先端医療研究領域/竹内正義教授(平成24年度バイオビジネスアワードJAPAN彩都賞)

バイオビジネスアワード彩都賞.jpg
竹内正義教授(右から2番目)
 総合医学研究所 先端医療研究領域 糖化制御研究分野/竹内正義教授が平成24年度バイオビジネスアワードJAPANにおいて彩都賞を受賞しました。
 受賞対象となった技術シーズの発表及び表彰式は平成25年2月15日、大阪産業創造館で挙行され、賞状と賞金が贈呈されました。

【受賞技術シーズの概要】
「非アルコール性脂肪肝炎(Nonalcoholic steatohepatitis, NASH)の発症・進展における新規ターゲットとしてのtoxic AGEs (TAGE)」

 私達は,蛋白質の終末糖化産物(AGEs),中でも糖代謝中間体のグリセルアルデヒド由来AGEs(TAGEと命名)が糖尿病合併症の他,認知症,癌,NASH,不妊症等の多様な疾患にも関与することを示し,TAGEの影響を抑えることが生活習慣病の予防及び治療戦略上,必要なことを明らかにしてきた。特に,NASHの発症・進展におけるTAGEの関与がNASH患者で明らかになっており,新たな治療薬や診断薬への展開が期待される。
 
※バイオビジネスアワードJAPANについて
 バイオビジネスアワードJAPANは、大阪商工会議所・大阪医薬品協会が主催する「創薬シーズ・基盤技術アライアンスネットワーク(DSANJ)疾患別商談会」に参加した大学やベンチャー企業等の技術シーズから選定されたノミネート案件の中から、製薬企業の投票等により顕彰が行なわれるバイオシーズコンテストです。
 「DSANJ疾患別商談会」は年に2回開催され、本学では研究推進センターが参加支援を行っています。

バイオビジネスアワードJAPAN

新着一覧へ