記事のみ印刷する

糖尿病内分泌内科学: DPP-4阻害薬に関連すると思われるイレウス症例を世界で初めて論文発表

 DPP-4阻害薬は多くの糖尿病症例に投与されています。低血糖が生じにくい、少ない回数での経口投与が可能など、がその理由であると考えられます。このように比較的副作用が少ないと考えられてきたDPP-4阻害薬ですが、他のインクレチン関連薬同様、消化管運動に対する影響やイレウス発症に関しての注意が薬剤情報に記載はされていました。しかしながら症例報告として論文化はされてきませんでした。

 本論文では、当科で経験したDPP-4阻害薬投与に関連すると思われるイレウス3症例を分析し報告しました。本論文作成にあたっては、一般·消化器外科学講座、消化器内科学講座の先生方に多大なご協力を頂きましたとともに、論文化にご同意いただきました患者様にこの場を借りて御礼申し上げます。

→詳細はこちら

新着一覧へ