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糖尿病内分泌内科学: 外国人短期研究員 Ling Xu, 金崎めぐみ助教の論文「ケト原性アミノ酸置換食による脂肪肝抑制効果は肝臓でのオートファジーシグナル分子の正常化を伴う」がBBA - Molecular Basis of Diseaseにアクセプト

 脂肪肝は様々な代謝疾患や癌とも関連し、重大な健康被害の原因となるため病態生理解明と新規治療戦略開発が望まれています。本研究では、食事中のアミノ酸バランスを改変(ケト原性アミノ酸置換)することにより、高脂肪食を摂取した状態であっても脂肪肝の発症が抑制され、耐糖能も改善する事を示しています。
 またこのケト原性アミノ酸置換食の抗脂肪肝効果は、オートファジー制御分子の正常化を伴っており、栄養応答シグナルとオートファジー制御の相互作用の可能性が示唆されました。本研究には、金沢医科大学からの外国人短期研究員助成、共同研究助成、特別推進研究助成の支援を頂きました。

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