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【採択】糖尿病・内分泌内科学 北田宗弘講師/鈴木謙三記念医科学応用研究財団調査研究助成金

 わが国では糖尿病の増加とともに糖尿病腎症(腎症)から末期腎不全へ至る患者数が増加しており、新規治療法の開発が急務であります。糖尿病状態では、ミトコンドリア機能異常から酸化ストレス/炎症の増強に起因する細胞障害を招くため、ミトコンドリアの恒常的維持が腎症治療の標的となり得ると考えられます。腎症の発症・進展におけるミトコンドリア恒常性維持機構の破綻(融合/分裂とミトファジーバランス異常)の関与、ならびにミトコンドリアの恒常性維持に対するサーチュイン(特にSirt1, Sirt3)の意義を解明するべく研究をすすめています。

鈴木謙三記念医科学応用研究財団HP


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