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【採択】精神神経科学-総合医学研究所プロジェクト研究センター・松田幸久ポスト・ドクター/杉浦地域医療振興財団 第4回杉浦地域医療振興助成

研究課題名「認知症スクリーニング調査と地域・医療・行政の包括的クリティカルパスの構築」
 
 2011年の厚生労働省による患者調査によると、認知症患者は51.2万人に達している。このような事態において、医療機関のみならず、高齢者の生活に密着した地域包括ケアの実現が求められている。本活動では医療機関へのアクセスが困難なへき地居住者を対象とし、認知症スクリーニング調査を実施する。そこで得られた結果を、地域の医療機関および行政(福祉)機関と共有し、家族、医師、看護師を含むコメディカル、介護士、デイケアサービスのスタッフが包括的に患者と関係するシステムの構築を実施する。この活動により認知症の早期発見と早期治療が可能となり、へき地での認知症患者に対する地域包括ケアのモデルケースとなると期待される。
第4回杉浦地域医療振興助成 選考結果


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