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【採択】生理学Ⅱ・谷田守講師/三島海雲記念財団 第53回(平成27年度) 学術研究奨励金

研究課題名「胃迷走神経求心路に対するCCK作用をもつ食成分の探索」

 摂食抑制作用をもつホルモンであるレプチンやCCKは抗肥満作用があり、創薬への応用が始まっているが、脳・視床下部への直接作用の為、弊害が伴う。一方で、消化器系の求心性自律神経系を標的にしている本研究では食事中の成分が直接脳・視床下部に作用することなく、末梢神経からの作用を介して脳へ伝達される新たな経路の発掘を目指している。将来的にこの末梢組織-脳連関経路を基軸に、食品に含まれる新規有効成分を探索する技術へと応用する。
三島海雲記念財団HP


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