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【論文発表】小児科学/秋田千里助教・犀川 太教授の症例報告「Gastric Gyri - Pediatric Ménétrier's Disease」がThe New England Journal of Medicine誌に掲載されました

 嘔吐、腹痛、および低アルブミン血症を呈した小児に胃の脳回様巨大皺襞を認め、メネトリエ病と診断した。メネトリエ病は胃粘膜の過形成を特徴とする後天性蛋白喪失性胃腸症の稀な型である。1888年にフランスの病理学者が初めて報告した。小児での発症は極めてまれであるが、自然軽快することが特異的である。古典の発掘とその希少性、加えて診断に直結する特徴的な鮮明画像が評価された。
The New England Journal of Medicine
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