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【採択】科学技術振興機構・産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)

 金沢医科大学は科学技術振興機構(JST)平成29年度「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)」による決定を受け、信州大学が幹事機関となる「埋込型・装着型デバイス共創コンソーシアム」に参画します。
 
 本コンソーシアムには本学を含む5大学と11社の民間企業が参加し、オープンイノベーションにより埋込型・装着型デバイスの開発を推進します。本コンソーシアムでは、埋込型・装着型デバイス開発の知見とプロセスを集約し、活用可能なデータとして体系化する「生理学的データ統合システム」を構築します。このシステムを活用することで医療機器開発および承認取得を加速することは本コンソーシアムの特徴の1つになります。
 本事業は民間企業から拠出される研究費および人件費等、ならびにJSTから拠出される研究開発費(民間資金の同額が上限)により推進される、いわゆるマッチングファンド形式の研究開発プログラムです。JSTの支援期間は平成29年度から平成33年度までの最長5年度となります。
 
 本学は文部科学省私立大学研究ブランディング事業の支援のもと、全学的研究プロジェクトとして「北陸における細胞治療イノベーションの戦略的展開」(略称:細胞治療プロジェクト)を平成28年度から5年度の事業として計画し、基盤的研究から地域包括ケアシステムへの実装までを目標として推進しています。本学は同プロジェクトで培った基盤的研究に基づく知見を共創コンソーシアムにおける開発に投入し、さらに同コンソーシアムで開発する基盤的技術を細胞治療プロジェクトに取り込むことで相乗効果を生み出しながら、細胞治療を軸とする社会的イノベーションを加速します。
 
【事業名】
科学技術振興機構 平成29年度 産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)
【共創コンソーシアム名称】
埋込型・装着型デバイス共創コンソーシアム
【研究領域】
生理学的データ統合システムの構築による生体埋込型・装着型デバイス開発基盤の創出
【領域統括】
齋藤 直人 信州大学 先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所・所長、学長補佐、教授
 
関連リンク
平成29年度新規研究領域・共創コンソーシアムの決定について(科学技術振興機構)
信州大学学術研究・産学官連携推進機構 SUIRLO
信州大学URA室
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