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【論文発表】一般教育機構・数学 飯田安保准教授の論文"Bounded subsets of Smirnov and Privalov classes on the upper half plane" が International Journal of Analysis 誌に掲載されました。

 関数の集合体である「関数空間」の部分集合が有界となる条件は、さまざまな方面で研究されています。飯田准教授は10月に発表した論文で、単位円板・単位球Xで定義された正則関数から構成される関数空間Mp(X)の部分集合の有界性の条件を証明しました。今回発表した論文では、上半平面Dで定義された正則関数の集合体であるスミルノフクラスN*(D)とプリヴァロフ空間Np(D)に着目して、その結果を得ました。Dで定義された正則関数から構成される関数空間Mp(D)の部分集合が有界となる条件は D.A.Efimov によって2007年に示されていますが、今回の結果は Efimov の定理と同様であることが分かりました。なお、本研究は本学の研究助成制度「アシストKAKEN」を受けて行われたものです。

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