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【採択】免疫学・小内伸幸教授/2018年度 内藤記念科学奨励金・研究助成  研究課題:血液細胞分化経路を決定する新規分子の同定と分化制御機構の解明

 造血幹細胞は自己複製能と多分化能を備え、一生に渡って造血を維持し、血液細胞を作り出している。現在、提案されている血液細胞分化モデルは、造血幹細胞を頂点とし、その直下に自己複製能が限られた多能性前駆細胞が存在し、更に骨髄-赤血球系前駆細胞とリンパ球系前駆細胞が存在する二分岐階層モデルである。本研究では血液細胞分化分岐点を決定する新しい分子マーカーを見出した。今後、更に研究を進めて真の血液細胞分化経路図を解明することを目的とする。

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