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【受賞】整形外科学 米澤克隆助教が第26回日本脊椎インストゥルメンテーション学会において学術集会最優秀口演賞を受賞しました。

 2017年10月13、14日にホテル日航金沢で開催された第26回日本脊椎インストゥルメンテーション学会において、整形外科学 米澤克隆助教が「フッ素含有Diamond like carbon コーティングを用いた整形外科インプラントに使用可能な新規抗菌コーティングの開発」の論文で学術集会最優秀口演賞を受賞しました。
 整形外科領域において人工関節などの術後インプラント周囲の感染症は最も深刻な合併症の一つであり、昨今各地でインプラント自体に抗菌性を獲得させる研究が進行しております。今回我々は、古くから抗菌作用が知られているフッ素に着目し、工業用に開発されたフッ素含有Diamond like carbon(以下D-DLC)コーティングを見出しました。今回はF-DLCコーティング金属を用いて抗菌試験と生体毒性試験を施工しました。その結果、当コーティングは生体毒性が全くなく、かつ強い抗菌性を持つことが証明され、有用なコーティングであることが示されました。


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