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変形性膝関節症に対する自家脂肪組織由来細胞群投与について

 金沢医科大学病院 再生医療センター 堤幹宏教授、整形外科 川原範夫教授らの共同研究チームは、変形性膝関節症の患者さんに対し、自家脂肪組織由来細胞群の投与による新たな治療法の研究を行っています。
 
 令和元年6月24日(月)に、この研究にご協力いただいた変形性膝関節症の患者さんに対し、全身麻酔下での脂肪吸引手術(腹部)で得た自家脂肪組織由来細胞群を膝関節に投与しました。今回の「Lipogems プロセスキット」を使っての投与は、海外では行われていますが、日本では初めてとなる事例です。今後、今回の患者さんを含め、5例の患者さんに安全性とその効果について評価を行う予定です。

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