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【採択】再生医療学 加藤 友久 講師 /2019 年度京都大学大学院生命科学研究科附属放射線生物研究センター 共同利用研究課題

研究課題「ヒトiPS細胞由来がんオルガノイドを用いた微小環境と放射線応答に関する研究」
本研究課題では、ヒトiPS 細胞由来の脳オルガノイドを用いて組織内の微小環境と放射線感受性について検討することを目的とする。
iPS 細胞を遺伝子編集することで作製する脳オルガノイドからヒト脳腫瘍の組織モデルを構築し、脳腫瘍の放射線感受性、抗がん剤感受性、更には免疫応答について、オルガノイド内の微小環境との相関を検討する。
本研究には本学から加藤の他、下平教授(再生医療学)、岩淵教授(生化学I)、石垣教授(総医研)が参画して、それぞれ、放射線等と樹状細胞ワクチンの組み合わせによるのがんオルガノイドへの効果(下平)、がんオルガノイド内のDNA 損傷応答の動態(岩淵)、並びにRNA 代謝の動態(石垣)を検討する。

京都大学大学院生命科学研究科附属放射線生物研究センター
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