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【論文発表】一般教育機構・数学 飯田安保准教授の論文"The Zygmund F-algebra on the upper half plane"が International Journal of Mathematical Analysis 誌に掲載されました。

 関数の集合体である「関数空間」の構造に関する研究は、さまざまな方面で進められています。ポーランドの数学者 A.Zygmund によって導入された Zygmund F-algebra と呼ばれる関数空間は、これまで単位円板、単位球、多重円板で定義された正則関数から構成される場合で研究が行われてきましたが、飯田准教授は上半平面で定義された正則関数を用いて、この関数空間の位相構造を考察しました。今回の論文で得られた定理は、従来の手法による結果が上半平面のケースでもほぼ同様に成立することを示しています。

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