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【採択】免疫学 齋藤 史路 助教/先進医薬研究振興財団 血液医学分野 一般研究助成

研究課題「新しい血液細胞分化モデルを決定づける新規分子の同定と急性骨髄性白血病の治療法開発」
造血幹細胞は自己複製能と多分化能を備え、生涯にわたって血液細胞を作り出している。現在広く受け入れられている血液細胞分化モデルは二分岐階層性モデルである。しかし最近の研究結果から多分化能を持つ共通骨髄球系前駆細胞がこの位置には存在しない可能性が示唆され、正しいモデルを提唱する必要性が生じている。本研究では、血液細胞分化経路のはじめの分岐点を明らかにし、急性骨髄性白血病における新規治療方法の開発を目的とする。

公益財団法人 先進医薬研究振興財団
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