金沢医科大学概要2016/2017 第2版
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金沢医科大学概要 2016╱2017 第2版発行日  2017.4.1発 行  学校法人金沢医科大学     理事長  髙島 茂樹     出版局長 勝田 省吾編 集  大学概要・大学案内編集委員会委員長  米倉 秀人委 員  岩淵 邦芳     元雄 良治     横山  仁     前田 修子     澁谷 良穂     竹内 正義     中村真寿美     石田 豊司     島  智一     山下 和夫     上田 正博     村井 幸美     荒田 千聡監 修  山下 公一印 刷  (株)ショセキ 医聖ヒポクラテスが紀元前400年の頃、生誕の地ギリシャのコス島のスズカケノキ(プラタナス、Platanas orientalis L.)の下で弟子たちに医を説いたと伝えられる。その木の正統を継いだ種子や若木が日本でも栽培され、篠田株、蒲原株、緒方株、赤十字株などとして今では120株以上が育てられている。 本学の中庭「橘井園」にあるこの1本のプラタナス株は、1986年に秋田県本荘市の菅原病院長菅原和夫先生から当時医学序論を担当されていた寺畑喜朔名誉教授を経由して本学に贈られた篠田株の1株で、当初、幹の径が1cm にも満たない鉢植えだったものが、今、大樹として成長している。医学史の散歩道 アドレナリンの発見、タカ-ジアスターゼの抽出などで知られる郷土出身で日本を代表する科学者であり実業家の高峰譲吉博士。 1912年、博士の尽力により日米友好の架け橋として桜の苗木数千本が米国へ寄贈された。100年の時を経た2013年、博士の進取の気性や研究心、国際性を現代の人々に再認識してもらおうと、日本各地でワシントン・ポトマック湖畔の桜から育てた苗木の里帰り植樹が行われた。本学でも創立40周年の機に苗木を譲り受け、博士の心を受け継ぎ、長く花を咲かせるようにと、レジデントハウス前のSAKURA PARKや、氷見市民病院の前庭に植樹された。「TAKAMINE SAKURA」表紙写真:アナトミーセンター前の「高峰さくら」「ヒポクラテスの木」本学橘きっ井せい園えん

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