bulletin2020_1
30/88

プロとして自立して社会に貢献できる看護師を養成看護学部看護学科SCHOOL OF NURSING看護学部長 滝内隆子 Dean: Prof. Emer. TAKIUCHI Takako, Ph.D. 医学の進歩とともに、看護学領域の知識、技術の分業化、高度化が進み、より質の高い看護専門職が求められ、その実現に向けた看護学教育の大学化を受けて本看護学部は平成19年に本学の建学の精神を踏まえた教育理念を設定して開設した。また、本学は石川県内の能登地区、富山県の氷見地区における医療の中核をなしており、両地域ともに少子高齢化・過疎化が著しく、そのため看護職者には治療の場における看護の提供だけでなく、対象者が健康課題と共に地域で生きること・暮らすために必要な保健医療ニーズを支えるなど、多様な状況に応じた看護実践能力の発揮が求められていることを踏まえて教育目標を設定し、看護学教育を実施している。 本看護学部では、看護師国家試験受験資格が取得できる他、本看護学部の特徴として、保健師もしくは助産師国家試験の受験資格が取得できるコースを設けている。また、本学の発展に寄与し石川県内の能登地区、富山県の氷見地区や広く社会に貢献する有能な人材を確保することを目的に、優秀な学生に対して本学独自の奨学金制度を設けて学業支援している。

元のページ  ../index.html#30

このブックを見る