金沢医科大学概要2022/2023
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GRADUATESCHOOLOFMEDICALSCIENCE25がん治療と妊孕性温存:大切な生命のリレーのために免疫チェックポイント阻害薬:ノーベル賞を受けた治療への正しい理解のために日本のがん医療の近未来:がんゲノム医療から在宅でのがん医療までがんを知り、がんに備える:女性のがんの治療最前線(北信がんプロ市民公開講座)(過去5年間)2018年10月2019年10月2020年2月2021年11月腫瘍内科学腫瘍内科学腫瘍内科学 他腫瘍内科学学生数 (2022年9月1日現在)区   分入学定員収容定員1年次2年次3年次4年次合計生命医科学3573140134956 テレビ会議システムを利用した北信がんプロオンコロジーセミナー【開講科目】(必修)がんゲノム医療特論、小児・AYA・希少がん特論、ライフステージに応じたがん医療特論、在宅緩和ケア特論、    腫瘍薬物学特論、腫瘍放射線医学特論、がん緩和医療学特論、腫瘍病理学特論、臨床腫瘍学特論、がん外科学特論(選択)分子腫瘍学特論、分子生物学入門、臨床統計学特論、臨床統計学演習、腫瘍薬物学演習、腫瘍放射線医学演習、    がん緩和医療学演習、腫瘍病理学演習、臨床腫瘍学演習、がん外科学演習、がんライフステージ演習【市民公開講座の開催】 がんプロの補助事業として、2007年度に選定された「北陸がんプロ」から始まり、予防・検診受診による早期発見・早期治療・早期社会復帰の概念等を、市民に対し啓蒙・普及することを目的としている。北信がんプロフェッショナルがん専門医養成系 文部科学省「多様な新ニーズに対応する『がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)』養成プラン」により、2017年度に選定された「超少子高齢化地域での先進的がん医療人養成(北信がんプロ)」は、本学、金沢大学、信州大学、富山大学、福井大学、石川県立看護大学の北陸・信州の6大学に加え、同地区のがん診療連携拠点病院が連携するプロジェクトである。希少がんを含むがん患者を臓器横断的に診療できる専門家の養成を目指し、がん患者の思いに寄り添い、最新のエビデンスと情報を集めると同時に、患者・家族の希望をかなえられるように努力できる、がん専門医師を養成することを目的としている。Postgraduate Academic Activities in Medicine ■ 特別研究 研究指導教員のもとに特定の研究テーマを設定し、専門科目、共通科目で習得した知識・技術を応用し、博士論文を作成することを目的としている。■ 学位授与 大学院医学研究科は1982年に開設され、1986年3月に最初の修了者を出した。それ以来、2021年度末までに594名の課程による博士(医学)が誕生している。また、論文提出による学位授与者数は2022年9月1日現在で296名に達している。学位授与者の多くは、全国各地の医療機関や研究機関で、地域医療や予防医学あるいは最先端の研究に従事している。学位授与者に関する審査内容とその結果は、毎年度公表されている。■ 専門医等養成系 大学院医学研究科では、文部科学省選定プロジェクトにより、がん、認知症および臨床法医学者を養成する教育プログラムを設置している。教育コースは、それぞれ大学院生を対象とした本科生コースと社会人を対象としたインテンシブコースで構成されており、履修生は、プロジェクトに参加する大学・大学病院、連携機関における教員が制作したe-learning教材や、Web会議システムを利用した症例検討会などを受講することにより、最新の情報を学ぶことが可能となる。

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