金沢医科大学概要2022/2023
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KMUNET「TAKAMINE SAKURA」 544カ国語(日、英、中、韓)に対応のWebメールシステム 金沢医科大学統合情報ネットワークは教育研究系、病院系、事務系の3系統からなる全学LANである。教育研究系と事務系に接続したパソコンからは高度なセキュリティシステムに守られて安全にインターネット接続が可能であり、教職員や学生は電子メールの送受信、情報検索、研究機器・会議室の予約や日程調整が可能なグループウェアの運用などに日々利用している。無線LANは全講義室、学生ラウンジなどにアクセスポイントがあり、タブレットPCやスマートフォンのWi-Fi接続が簡単に行える。病院系LANは取り扱う情報が患者の個人情報であるため、教育系や事務系のLANには接続していない専用のLANである。また、セキュリティを担保したインターネット接続により地域医療に限定した目的での利用が可能となっている。 学内ではこの全学LANを利用して、学術集会・講演・大学行事などのライブ中継や収録した番組のVOD配信を行っており、教育・研究・診療などのために利用されている。医学史の散歩道 アドレナリンの発見、タカ-ジアスターゼの抽出等で知られる郷土出身で日本を代表する科学者であり実業家の高峰譲吉博士。 1912年、博士の尽力により日米友好の架け橋として桜の苗木数千本が米国へ寄贈された。100年の時を経た2013年、博士の進取の気性や研究心、国際性を現代の人々に再認識してもらおうと、日本各地でワシントン・ポトマック湖畔の桜から育てた苗木の里帰り植樹が行われた。本学でも創立40周年を機に苗木を譲り受け、博士の心を受け継ぎ、長く花を咲かせるようにと、レジデントハウス前のSAKURA PARKや氷見市民病院の前庭に植樹した。金沢医科大学統合情報ネットワークKMU NET■高度なセキュリティを備えたイントラネットシステム■全講義室、学生ラウンジ、会議室等で利用可能な無線LANシステム■■操作性が良く高機能のスパム対策システム■研究機器・会議室等の予約、日程調整・出欠確認の機能を備えたグループウェアシステム■学術集会・講演・大学行事等のライブ中継と動画配信(VOD: Video on demand)高性能パソコン130台を擁する情報処理教室■■患者中心の医療のための電子カルテシステム

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