金沢医科大学概要2022/2023
58/84

KANAZAWAMEDICALHOSPITALUNIVERSITY 58本学病院には、患者や地域の医療機関のニーズに基づく最新・最適の高度医療を、安全かつ効率的に提供するとともに、医学の進歩の原動力となる研究開発と医師養成のための臨床医学教育・研修の場を提供するという重要な役割が課せられている。 大学病院の社会的使命を認識し、21世紀を迎えてますます高度化・多様化する医療ニーズに対応するため、大学創立30周年記念事業の一環として病院1号棟を2003年8月に、高度医療機器を配備した中央放射線部などで構成された病院2号棟を2006年12月に竣工した。2009年3月には、1次救急から3次救急医療を包括的に担う救急医療センターや入院および外来ドックを一元的に展開する健康管理センターなどを整備拡充して病院3号棟をリニューアルオープンした。2015年4月には本学における再生医療の推進を目的として再生医療センターが開設され、脂肪幹細胞による再生医療やがんの免疫療法、iPS細胞を用いた再生医療の研究を進めている。病院長 伊藤 透Director: Prof. Emer. ITOH Tohru, M.D., Ph.D.「特定機能病院」として 金沢医科大学病院は、①高度な医療の提供、②医学の進歩に貢献する先進医療の開発と評価、③良医育成のための医療研修を行う病院として、1994年に厚生省(当時)から日本海側ではじめて特定機能病院の指定を受けた。金沢医科大学病院KANAZAWA MEDICAL UNIVERSITYHOSPITAL

元のページ  ../index.html#58

このブックを見る