金沢医科大学 医学部案内2021
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学術活動本学の学術活動の成果は「教育学術情報管理システム(KRIMS)」に集約し、業績集と併せてインターネットに公開しています。また、小・中・高校生を対象に、本学研究者による最先端の研究成果紹介や実験を体験できる「ひらめき☆ときめきサイエンス(日本学術振興会科学研究費採択プログラム)」を開催し、研究に対する知的好奇心の醸成を図っています。ひらめき☆ときめきサイエンス教育学術情報管理システム(KRIMS)のロゴマークTopics研究推進センター建学の精神のひとつである「社会に貢献する」を具体化すべく、2008年4月に研究推進センターを設立し、産学官連携の研究活動を推進しています。センター内に産学連携コーディネータを配し、地域や企業・学内研究者等からの連携の要望に対応しています。2019年度 第108回日本病理学会総会ポスター発表総合医学研究所総合医学研究所は、「生命科学研究領域」「先端医療研究領域」「プロジェクト研究センター」 「共同利用センター」の4本柱から成り、独自の研究が活発に進められています。⇦総合医学研究所HP生命科学研究領域細胞機能、細胞医学、ゲノム損傷応答、遺伝子機能、蛋白質制御の各研究分野があります。基礎研究を中心に研究活動を行い、その成果は臨床の現場へとフィードバックされています。 先端医療研究領域アンチエイジング、糖化制御、ゲノム疾患、腫瘍制御、ヒト幹細胞制御の各研究分野において、「臨床と緊密なつながりを持つ先端的医療」の実現を目指しています。プロジェクト研究センター戦略的、環境原性視覚病態、先制分子食料科学、天然変性蛋白質創薬科学、産婦人科微生物・がん免疫の各研究部があり、公的研究補助金事業および企業からの寄附事業等の下に研究を行う任期制のプロジェクト研究推進部署です。 共同利用センター動物管理室、放射線安全管理室、機器管理室、病理組織室、臨床研究支援室の5管理室で構成されています。充実の設備を備え、学内外に対しての研究を側面から幅広くサポートしています。特色あるプログラム金沢医科大学スチューデント・リサーチャー・プログラム医学生の研究マインドの涵養を目的に、学生が参加する研究プログラムに対して支援を行っています。学生はプログラムのテーマに沿って、研究に熱心に取り組み、その成果を学会発表するプロセスを通じて大きく成長します。期間は1年間で、プログラム適正学年の全学生を対象としており、2020年度は学内選考を経て、臨床病理学、精神神経学、解剖学Ⅰ、生化学Ⅱ、肝胆膵内科学における5つのプログラムが採択されました。39Kanazawa Medical University School of Medicine
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