金沢医科大学 医学部案内2022
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「チュルプ教授の解剖学講義(レンブラント画・模写)」が掲げられたアナトミーセンターホール解剖学は医師になるために必須・不可欠な科目であり、医学の学習の出発点でもあります。人体の構造Ⅱでは、自らご遺体を解剖して観察と考察を行うことにより、器官、器官系の形態を立体的かつ有機的に理解することを目的とします。また、実習を通して生命の尊厳、献体者の崇高な人間愛の精神を理解し、社会に対する感謝の気持ちと責任を自覚します。解剖学実習は高水準の安全性を確保したアナトミーセンターで行います。人体解剖における貴重な資料や標本が並ぶ展示室も併設しています。生命への畏敬アナトミーセンター本学の図書館は、医学分野の専門書、学術雑誌を中心に約19万冊の資料を所蔵。未所蔵の資料についても図書館相互貸借(ILL)システムで入手できます。インターネットを利用して、PubMed、CINAHL、医中誌Web、Web of Science等のデータベースの検索ができ、検索結果から電子ジャーナルへのアクセスも可能です。月~水曜は21時まで、木~金曜は23時まで開館しており、忙しい医学生への利便性を図っています。深い探求心を育てる図書館コロナ禍の授業で多くの「気づき」を得ることができた第3学年 松井 雄太郎(東京都出身)新型コロナウイルス感染症対策として行われたオンライン授業は、いざ始まってみると気軽に質問ができる雰囲気で、質疑応答の中から多くの気づきを得ることができました。また、万全のコロナ対策のなかで初めて体験した解剖学実習を通じ、医師としての心構えが形成できたと思います。Student’s Voice17Kanazawa Medical University School of Medicine

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