金沢医科大学 医学部案内2022
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学生サポートさまざまな問題を抱える学生を支援するために、学業支援室、学生保健室、生活支援室、課外活動支援室ならびに事務部門からなる学生支援センターを設置しています。各学年の学年主任がアドバイザーとなり、学業についてフォローしています。学生3~8名を一人の指導教員が担当し、学業面で不安を抱える学生に不得意科目の克服や効率の良い学習方法などを個別指導します。また、学習面にかかわる各委員会と連携し、学習指導のプロフェッショナルとして共用試験や医師国家試験に向けて手厚い支援を行うので、安心して学業に励めます。学業支援室学生保健室健康診断や感染症予防など、学生の健康を守ります。医療機関での実習が多いため、B型肝炎に対する万が一のリスクに備えて大学負担でワクチン接種を行っています。また、心の不調には校医や臨床心理士らが適切に対処します。生活支援室大学の内外で起こるさまざまな悩みを気軽に相談できます。友達に打ち明けにくい悩みも第三者に話すことで解決できるケースも多く、教員や外部アドバイザーが自らの経験をふまえて学生の心に寄り沿ってアドバイスしています。課外活動支援室体育系・文化系・サークル活動を問わず、すべての学生が課外活動を安全かつ積極的に行うための支援室です。担当の教員が運営をはじめ幅広い支援を行っています。学力不足により留年した低学年の学生に対しては、通年(夏・冬休暇期間を除く)授業時間外に毎週 1~2 時間、基本的知識の最低限の定着と臨床医学に対する動機付けを目的とした「低学年強化教育」を実施しています。また、定期的な面談を実施することによって学習上の悩みや不安の軽減・解消を図っています。高学年の成績低迷学生に対しては、指導教員制度とは別に、本学卒業生を中心とした臨床教育担当教員からなる指導チームを編成し、より細かな個別サポートができる体制を整えています。留年生へのサポートVoice学長との懇談会2021年度学友会執行委員長第4学年 加田 真大(愛知県出身)毎年、11月頃に学長と学生との懇談会が開催され、学友会を通じて学生の意見や考えを直接学長に伝える良い機会となっています。細心の注意を払いながら、新1年生の親睦会を開催することもできました。コロナ禍でさまざまなイベントが中止となりましたが、日々の状況に合わせて学生同士が交流できるイベントを企画していきたいです。学友会学友会はすべての学生が所属する組織で、さまざまな活動を通じて学生同士の交流やキャンパスライフの向上に取り組んでいます。学友会の執行委員会は医学部と看護学部の全学年から選抜された40数名のメンバーで構成され、学生の意見を大学に伝えるなど、学生と大学の橋渡し役を果たしています。すべてのクラブ・サークルは学友会に所属し、新入生歓迎会、卒業記念パーティーなどの行事も学友会が主催しています。ソーシャル・ディスタンスを保ちながら懇談会を実施Close Up27Kanazawa Medical University School of Medicine

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