金沢医科大学 医学部案内2022
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「建学の精神」に基づき、次の能力を身につけた人材に学位を授与します。入学までに身につけておくべきもの金沢医科大学医学部は「生命への畏敬-Reverentia Vitae」を基本理念とし、「倫理に徹した人間性豊かな良医の育成」を建学の精神に掲げ、豊かな知識や技術と思いやりの心とを兼ね備えた臨床医を社会へ送り出すことに努めています。ディプロマ・ポリシーに掲げる良医の育成を目的に、総合型選抜(AO入試・卒業生子女入試)、学校推薦型選抜(指定校・指定地域)、一般選抜(前期・後期)を実施し、資質の高い多様な人材の確保を目指しています。また入学後の教育では、カリキュラム・ポリシーに基づき、人間性とコミュニケーション能力を高めるための体験実習、論理的・科学的思考能力を養うための少人数教育、主体性を確立するための自主学習を基本とした問題解決型の授業などを実施しています。医学知識と医療技術を極め、医療をとおして社会に貢献したいという志をもち、医学の発展につながる医学研究にも意欲をもつ受験生を金沢医科大学は歓迎します。求める学生像1. 医学を学ぶために必要な基礎学力と問題解決能力のある人2. 知的好奇心が旺盛で、学ぶことへの集中力、忍耐力、持続性を備え ている人3. 周囲に対する協調性や思いやりの心をもち、あらゆる面で自己啓発を 怠らない人4. 建学の精神を理解したうえで本学の伝統を継承し将来発展させる人1. 文章の読解力と論述力2. 数学的、論理的に思考し表現する能力3. 理科の知識、科学的知識に基づいた思考力、判断力と探究心4. 英語の読解力・表現力と英語による基礎的なコミュニケーション能力5. 特別活動、課外活動等を通じた主体性、協調性、思いやり・奉仕 の心デディィププロロママ・・ポポリリシシーーアアドドミミッッシショョンン・・ポポリリシシーー学位授与の方針入学者受入れの方針Ⅰ . 豊かな人間性と倫理観の育成 Ⅱ . 生涯学習の基盤形成 Ⅲ . 医学知識と技術の修得 Ⅳ . 患者中心・チーム医療の実践力とコミュニケーション能力の育成 Ⅴ . 地域医療・社会貢献・国際貢献力の養成 Ⅵ . 科学的態度・探究心の涵養 学生が卒業時までにディプロマ・ポリシーで要求される国際基準をクリアできる能力を修得できるようカリキュラムを編成します。→詳細はP.12カカリリキキュュララムム・・ポポリリシシーー教育課程編成・実施の方針Ⅲ.医学知識と技術1. 医学・医療に活用できる幅広い知識を身につけている2. 基本的診療手技を身につけ、診療できる3. 最新の情報を、適切に収集・選択して活用できる1. 患者中心の安全な医療を実践できる2. 利他的な態度で、患者を尊重した医療に取り組める3. 患者に関わる身体的・精神的・社会的背景や問題を包括的に 理解し、コミュニケーションに生かせる4. 医療チームの役割を理解し、各チームメンバーを尊重し、コミュニケーションを図れる5. プライマリ・ケアと専門医療の役割分担を理解し、適切に該当 部門・機関と連携を図れるⅣ.患者中心・チーム医療とコミュニケーション能力Ⅰ.豊かな人間性と倫理観1. 医師としてのプロフェッショナリズムを自覚し、思いやりをもっ て責任のある医療を行える2. 倫理的問題を理解し、医療人として最善の行動選択ができる3. 個人間・性差・家族間・地域間・諸文化圏・国際社会におけ る多様性を尊重できるⅡ.生涯学習1. 自己主導型学習能力を身につけ、常に自己の向上を図れるⅤ.地域医療・社会貢献・国際貢献1. 地域医療に参画し、プライマリ・ヘルス・ケアを実践できる2. 保健・医療・福祉に関わる社会資源を把握し、活用できる3. 医療制度・医療経済に対して問題意識を持ち、考察できる4.医療の国際化に対応できる異文化理解・適応力、コミュニケーション力を持ち、プライマリ・ヘルス・ケアを実践できるⅥ.科学的態度・探究心1. 科学的理論と方法論を理解できる2. 科学的問題に興味を持ち、論理的・批判的に考え、調査や研 究に取り組める3. 調査や研究の成果を論理的文書として発信できる5Kanazawa Medical University School of Medicine

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