教育・研究指導
共通科目 医学統計学(1単位:夜間開講)
講義者 | 飯田 安保 准教授(科目責任者) |
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開講期 | 前 期 (夜 間) |
授業場所 | 基礎研究棟3階 大学院セミナー室 他 |
科目番号 | 504030 |
学習目標
1.一般教育目標(GIO)
医学統計は、医学に関連するさまざまな情報の中でどれがより信頼のおけるものかを選別する際の根拠となり、また自身が行った研究の重要性を明確にする際の手法となる。そのため、統計学に即した考え方を養い、その方法論を理解することは極めて重要である。本講義では、医師として、また研究者として身につけておくべき医学統計の理論について解説する。
2.行動目標(SBO)
- 統計データの整理ができる。
- 代表的な推定・検定の手法と手順が説明できる。
- 具体的な問題に対して、回帰分析法や分散分析法が適用できる。
- サンプルサイズの決定方法を、状況に応じて使い分けることができる。
3.行動目標と学位授与方針(DP)との関係
DP1・2・3・4 学位授与方針はこちら
評価方法
課題の提出状況およびその解答内容により総合的に評価する。なお、この科目では初回のみセミナー室での対面講義を行う。それ以降は受講生が講義の解説動画をインターネット上で視聴し、課題を電子メールで提出することによって講義を受講したものとみなす。
準備学習(45分/1回の講義あたり)
次回の講義内容を確認し、書籍やインターネット等でその概要を調べて自分なりに内容をイメージしておくこと。また講義終了後には配布資料等を見直しておくこと。
課題に対するフィードバック
解答内容のチェック・添削を行い、本人へフィードバックして理解度の向上をめざす。
授業時間割・講義内容
№ | 講義日 | 講義時間 | 講義内容(テーマ) |
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1 |
5月 9日(火) | 18:00〜19:30 | 母集団と標本、データの整理、相関係数など |
2 |
5月16日(火) | 18:00〜19:30 | 推定論について |
3 |
5月23日(火) | 18:00〜19:30 | 検定論について:両側検定と片側検定 |
4 |
5月30日(火) | 18:00〜19:30 | 検定論について:母平均の差の検定 |
5 |
6月 6日(火) |
18:00〜19:30 | 検定論について:母比率の差の検定、クロス表検定など |
6 |
6月13日(火) | 18:00〜19:30 | 回帰直線と回帰分析法 |
7 |
6月20日(火) | 18:00〜19:30 | 分散分析法 |
8 |
6月27日(火) | 18:00〜19:30 | サンプルサイズの決定 |
履修上の注意
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質問は、各講義の終了時のほか、メール(yiida[at]kanazawa-med.ac.jp)にて随時受け付ける。
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このシラバスは、必要に応じて講義日、講義方法等を一部変更することがある。
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履修の際は、「共通科目履修報告書」を持参し、担当教員の出席の承認印を受けること。
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履修終了後には当該報告書に、「授業改善のためのアンケート」を添付し提出すること。