【選定】平成28年度「私立大学研究ブランディング事業」
文部科学省が実施する平成28年度「私立大学研究ブランディング事業」(タイプA)に金沢医科大学が申請した研究プロジェクト「北陸における細胞治療イノベーションの戦略的展開」が選定されました。
【研究プロジェクトの概要】 金沢医科大学は、平成28年2月に竣工した金沢医科大学病院 再生医療センターを研究の拠点として、がん、肉腫、白血病を対象とする樹状細胞ワクチン療法を実施するほか、脂肪由来の治療用細胞を用いた医療技術開発を推進します。さらにこの細胞をバンク化し、大学等、他の研究機関にも提供します。 また、細胞治療研究の成果を社会に展開するため、北陸地域に細胞治療ネットワークを構築します。このネットワークを活用し、産学連携および細胞治療分野の高度専門人材育成を推進するほか、広く情報発信を行います。また、データベースの活用を促進し、細胞治療研究に基づくイノベーションの推進に繋げます。 今後、金沢医科大学は、学長の強力なリーダーシップの下、事業実施体制を構築し、推進していきます。事業期間は平成28年度から5年間の予定です。 |
【私立大学研究ブランディング事業について】
学長のリーダーシップの下、優先課題として全学的な独自色を大きく打ち出す研究に取り組む私立大学に対し、文部科学省が施設費・装置費・設備費と経常費を一体的に支援する事業です。同事業では、地域の経済・社会、雇用、文化の発展・深化に寄与する研究(タイプA)及び先端的・学際的な研究拠点の整備により、全国的あるいは国際的な経済・社会の発展、科学技術の進展に寄与する研究(タイプB)を支援対象としています。
☆平成28年度選定校数
タイプA 129校中 17校(13.2%)
タイプB 69校中 23校(33.3%)
計 198校中 40校(20.2%)
詳細は文部科学省のホームページをご覧ください。
※なお、本件に関するお問い合わせは研究推進センターまでご連絡ください。
メール:hrc-jimu*kanazawa-med.ac.jp
電 話:076-218-8324(外線直通)