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遺伝をめぐる不安や悩みに専門医が問題解決に向け、お手伝いします
遺伝情報は、変化しないこと、現在不明の疾患情報を含むこと、家族が共有することが特徴です。このため、多くの倫理的、社会的問題が生じる可能性が指摘されています。遺伝病や遺伝に悩みを抱えている方は、心理的な負担も大きいと思われます。ぜひご相談ください。
ヒトの病気の多くは、遺伝と環境因子の両方の相互作用で発病すると考えられています。病気に関連する遺伝子の変異によって遺伝病は発病しますが、遺伝病によっては食事制限などで発病しないヒトもいます。一方、感染症でも、罹りやすさの体質が遺伝的に異なっている場合があるかもしれません。現在では、この遺伝的変化が、病気の罹りやすさや、薬の効きやすさに影響を与えるのかどうかということが、さかんに調べられています。将来、遺伝子を調べることによって、発病を予測する時代がやってくるといわれています。そのときに、遺伝子検査を受けるのが良いのかどうか判断するのに、遺伝カウンセリングは大いに役にたつであろうと言われています。
センター長 新井田 要

医師名
専門分野
新井田要
小児科
中川淳
内分泌・代謝科
宮澤克人
泌尿器科
中泉裕子
眼科
宮澤徹
耳鼻科
伊藤順庸
小児科
佐藤仁志
小児科
 

 

 
「神経内科医の立場から」
分子生物学の進歩により、遺伝性神経疾患の原因遺伝子が次々と解明されてきています。これまでは、遺伝性神経疾患の中には確定診断を行うことが困難であった場合があるのですが、遺伝子診断の進歩のおかげで、確定診断を行うことが可能になってきています。どういう遺伝子の異常で病気が引き起こされているかが明らかになることは、治療を考える上でも極めて重要なことであると思われます。神経疾患の中で遺伝性の場合は決して少なくありません。遺伝子医療センターの他のスタッフとともに少しでも皆様のお役に立てるよう努力したいと思っています。
神経内科 松井大
 
「眼科医の立場から」
眼科領域では先天異常、遺伝性疾患は比較的多く、例えば強度近視、色覚異常、斜視、そして網膜色素変性症、家族性滲出性硝子体網膜症、網膜芽細胞腫、遺伝性角膜変性疾患、緑内障、レーベル遺伝性視神経症など最近は白内障の遺伝子も報告され、他にも関連する疾患は多々あると思います。これら疾患の多くのクライエントの皆様の問題解決に一人の眼科臨床医として少しでも連携でき、お力になればと、頑張ってゆきたいと考えています。
眼の遺伝子医療とは所謂これまでの眼科疾患の治療とどう違ってくるのでしょうか。臨床医として考えた時、治療の方法に大差はなく殆ど同様であると思います。しかしながらその原因が少しずつ異なっている。遺伝子医療がここで注目されてくると考えます。同様の眼科的症状でも原因が異なる、ここに眼科領域のゲノム医療時代の到来があると思います。遺伝性疾患といいますと小児眼科領域に眼が向けられがちですが、広く成人のクライエントの皆様とも新たに遺伝的問題点、解釈について共に考えてゆきたいと思います。
眼科 中泉裕子
 
「内分泌疾患の遺伝子治療について」
内分泌の病気は、糖尿病や甲状腺の病気以外は、比較的稀な病気が多いかとは思います。ただし、それらの多くには遺伝的素因が深く関係していることが知られています。幸い、そうした病気は治療法が確立されているものが多く、関係する遺伝子異常が明らかになることで、早期発見・早期治療につながる可能性があります。例えば、家族性に甲状腺、副腎、下垂体などに腫瘍が発生する家系の方は、遺伝子解析により経過観察の対象者を絞り込むことが可能な場合があります。どうぞ、ご相談下さい。
内分泌・代謝科 中川 淳
 
 

わたしは遺伝について心配されている方の相談窓口として、また、根本的な治療が難しく、発達がゆっくりな子どもたちの診断告知後のフォローアップを担当しています。遺伝カウンセリングは、相談者(クライ工ント)を中心に、その方の意志を尊重しながら、チームで支援する新しいタイプの医療の一端です。お話をよくお聞きすることが大切になります。  当センターには、ゆっくりとお話を聞けるとても良いお部屋(遺伝カウンセリング室)が開設されています。遺伝についてのご相談やご心配事がおありの方は、ぜひお気軽にお越しいただきたいと思い ます。センターでは、発達がゆっくりな子どもたちのフォローアップとして、ご家族の方と一緒に「赤ちゃん体操教室」を行っております。子どもたちの成長をご家族と一緒に見守りたいと思います。また、 ご家族が「ほっとできる場」となるようにスタッフの一員として運営に参加しています。こちらにもぜひお気軽にお越しください。

保健師 高瀬悦子
 
 

尾崎守

 

 

 

集学的医療部著作権
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