2005年6月1日付けにて、内分泌代謝制御学(2010年4月1日より糖尿病・内分泌内科学に変更)部門教授を拝命いたしました。

私は、昭和59年滋賀医科大学医学部医学科卒業、同大学第三内科に入局、内科全般の研修を終了しました。その後、糖尿病・腎臓疾患、特に糖尿病性腎症の診療と研究に従事いたしました。平成6年より2年間、米国ハーバード大学医学部 ジョスリン糖尿病センターに留学し、糖尿病血管合併症の成因を中心に研究を行い、糖尿病性腎症、および糖尿病心筋症の発症・進展に関わるプロテインキナーゼC(protein kinase C; PKC)活性化の意義に関する研究に取り組みました。その後、滋賀医科大学第三内科に戻り、糖尿病性腎症を中心とした糖尿病・腎臓疾患の研究を継続するとともに、糖尿病合併症の感受性遺伝子に関する研究を開始しました。また、糖尿病性腎症の新たな診断法の確立、或いは新規治療法の開発を目的に、産学連携にてプロテインチップによる尿蛋白解析も積極的に進めております。

今後、金沢医科大学附属病院において、糖尿病に関する臨床経験をさらに積むとともに、それに基づく研究によって、糖尿病の臨床において最も重要課題とされている糖尿病血管合併症、特に腎症を阻止し得る新たな診断法、および治療法の開発を推進していく所存です。また、教育面では、教室員が一丸となり、講義、臨床実習、教育研修プログラムに積極的に取り組み、金沢医科大学の学生諸君と、ともに明日を照らす医学人となれることを目指してまいりますので、今後とも、宜しくご指導、ご支援をお願い申し上げます。


  • 昭和59年 3月  滋賀医科大学医学部医学科 卒業
  • 平成 4年 4月  滋賀医科大学医学部附属病院第三内科 助手
  • 平成 6年12月  ハーバード大学医学部ジョスリン糖尿病センター 研究員
  • 平成16年 3月  滋賀医科大学医学部附属病院内科 講師
  • 平成17年 6月  金沢医科大学内分泌代謝制御学 部門教授
  • 平成22年 4月  金沢医科大学糖尿病・内分泌内科学に部門名変更