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 血液免疫内科は1974年9月、本院開院時に初代紺田進教授、滝口智夫(2代教授)、吉田弥太郎助教授(前京大教授)、菅井進(3代教授)、小中義照(大阪北野病院)、栗林影容(三重大教授)、宮坂昌之(大阪大教授)でスタートした。以来、多くの医師の入局、異動があった。本学出身者の入局は澤田 信、橘 順子、福徳雅章、竹下昌一、荒井秀俊、竹内洋子、松浦利津、小川淑美、岡田 順、金 昌基の各先生で、病院勤務、開業などいずれもそれぞれの道で頑張っている。

 1997年は清水史郎助教授(島根県立病院)、福徳雅章助手(函館おしま病院)、松浦利津助手の異動があった。
 1998年は第2代滝口教授が主任を退かれ、第3代として菅井教授が講座主任となり、小川法良講師が着任した。
 1999年は滝口教授が退任され、竹下昌一助手、小川淑美助手の異動があり、4月に和野雅治助教授が着任し、5月に岡田順助手、斉藤(唐澤)博美医員、江幡和美医員が着任した。11月には廣瀬助教授が臨床系初の教授に昇任した。廣瀬教授の実現は、女医の多い本学における女性医師の活躍の道を開く上で、大きなインパクトがあった。

 2000年3月は江幡和美医員が母校の富山医科薬科大学に戻られ、4月に川端浩講師が米国留学を終えて赴任、また下山久美子医師が大学院に入学した。
 2001年春には、岡田順助手の異動、斉藤博美助手の出向、金昌基助手の他科研修が重なり、診療・教育・研究に携わるスタッフ数が少なくなり、人員的には当医局始まって以来の困難な時期であった。さらに、2002年5月に当科菅井教授が会長として金沢で開催する国際シェーグレン症候群シンポジウムに向けて、医局を挙げての準備も始まった。人員的に厳しい状況の中、全員が一致団結して診療・教育・研究・学会準備に取り組んだ。
 2002年4月には金昌基助手が復帰し、河南崇典助手が赴任し、下山久美子大学院生もローテーションを終えて当科に復帰した。5月16-18日に石川県立音楽堂・金沢全日空ホテルで開催した第8回国際シェーグレン症候群シンポジウムは、世界23ヵ国から400人近い参加者が集まり大盛会のうちに無事終了した。6月には福島俊洋講師が就任した。
 2003年3月には菅井進教授が退任され、第4代として廣瀬優子教授が講座主任に就任。
 2004年4月より澤木俊興大学院生が参加し、若手の参加で医局の雰囲気が明るくなった。
 2004年10月より梅原久範教授が第5代主任教授として着任し、教室に新しい風が吹き始めた。
 2005年4月には和野雅治助教授(岩手県立中央病院)が退職された。
 2006年4月に小川法良助教授(浜松医科大学)、下山久美子助手(浜松医科大学)が退職。5月には唐澤博美助手(木島病院)が退職された。

 一方、2006年4月より京都大学より田中真生講師が加入し免疫膠原病系疾患の診療および研究の新たな力となり、更に坂井知之大学院生が参加した。
 更に2007年4月より三木美由貴大学院生、岩男悠大学院生、中島章夫大学院生の入局が決定し、多くの若いパワーが加わり新時代の始まりを予感させる。

 診療は血液疾患としては悪性リンパ種、白血病が多く、平成5年より骨髄移植、末梢血幹細胞移植が行われ、予後やQOLが改善されてきている。免疫疾患としては多数の膠原病、血管炎症候群、シェーグレン症候群症例を主に外来にて診療している。

 本教室の主催する研究会はリンパ増殖性疾患研究会(1回/年)、北陸臨床免疫研究会(2回/年)がある。
 更に2005年より血液・免疫ネットワーク(1回/年)が開催され、最先端の研究/臨床の話題を金沢に居ながら勉強できるようになった。

 教育に関しては、5・6回生のCCSで、学生を積極的に診療に携わるメンバーとして扱い、その中で教育を行っている。医師となるための基本的知識と手技、患者に対する態度を、診療行為に立ち会う中で学ぶ。
 教室は、患者の会「北陸膠原病友の会(いずみ)」、「シェーグレン症候群友の会」のサポートも行っており、患者とともに宿泊し、病気についてお互いの立場を語り合う中で、患者との理解を深めてきた。
 2006年より梅原教授の発案で膠原病支援ネットワークが開始され、膠原病患者さんのサポートを医療従事者、製薬会社、行政がともに連携する事になった。

 当教室は伝統的に教室同士非常に仲がよく、お互いによく助け合って日常の業務をこなしており、雰囲気の良い医局である。飲み会が多いのも特徴といえる。
 一頃より人数が増えたとはいえ、仕事の内容からいえばまだまだ多くの人たちにわれわれの仲間になっていただきたく、入局はいつでも大歓迎である。
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