一般・消化器外科が対象とする疾患は他院と変わらず癌などの消化管疾患、肝胆膵疾患、乳腺・甲状腺疾患などであるが、地域の特異性もあり高齢者が非常に多く、80歳~90歳の患者さんが多く診療を受けている。手術件数は当科のみで年間約300例であり、胸部食道癌手術、胃癌手術、膵頭十二指腸切除術、肝切除術、および大腸穿孔などの重症腹膜炎手術なども積極的に施行している。その他、内視鏡検査・治療、RFA、また敗血症を合併した腹部重症例に対する急性血液浄化療法(PMX-DHPなど)なども数多く施行している。
上部・下部消化管、肝胆膵領域、乳腺、および甲状腺疾患に対する診断から外科治療、さらに集中治療室(ICU)における周術期管理など全般的に習得できるようプログラムを作成している。診断検査では上部・下部消化管造影、内視鏡検査(生検も含む)、胆道、膵に対する経皮的あるいは内視鏡検査、腹部超音波検査を施行する。治療では開腹・開胸手術、鏡視下手術、および内視鏡治療などの修得、さらに外傷も含め腹部救急疾患に対する初期治療から根治治療までの習得も可能である。
助教
助教
消化器疾患全般および乳腺、甲状腺疾患に対する外科的診療を行うために必要な診断検査法と治療法に関する基礎知識、技能、さらに医師としての態度を広く理解し、研修習得してもらうことを目的としている。
日本外科学会専門医 | ●年以上 |
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日本消化器外科学会専門医 | ●年以上 |
日本消化器病学会専門医 | ●年以上 |
日本消化器内視鏡学会専門医 | ●年以上 |
消化器癌外科治療認定医 | ●年以上 |
午前 | 午後 | |
月 | 外来業務・内視鏡検査・X線検 | 手術・病棟業務・診断検査業務 |
火 | 外来業務・内視鏡検査・X線検 | 手術・病棟業務・診断検査業務 |
水 | 外来業務・内視鏡検査・X線検 | 手術・病棟業務・診断検査業務 |
木 | 外来業務・内視鏡検査・X線検 | 手術・病棟業務・診断検査業務 |
金 | 外来業務・内視鏡検査・X線検 | 手術・病棟業務・診断検査業務 |
土 | 外来業務 |
◎ 毎週月曜日 午前8時~ 麻酔科・消化器内科・放射線科・高齢医学科との合同C.C
医師は医師である前に一人の人間である事を常に脳裏におき、疾患・症例を中心として診るのではなく、一人の病んでる患者さんとして全人的な診療を行い、社会人としての責任をもって一般・消化器外科領域の診療に当たって欲しいことを望む。