2008年に金沢医科大学氷見市民病院となり、氷見市民病院の常勤医師、中谷雄介准教授(現 氷見なかたに眼科院長)が引き続き診療をスタートさせ、2010年3月に退職、同4月より土田真紀講師が、2012年9月まで担当し、同年10月から現在に至るまで、河上講師が、診療科長とし、特殊外来をも担当する非常勤医師、常勤視能訓練士の山崎陽子主任、古井千聖の2名と、少ないスタッフと共に日々診療を行っている。
見えにくいのを見えやすくするだけでなく、よりよく見える、見え方の質の向上、人生の質の向上を目指して、視力、視機能だけではなく、眼瞼、涙液・涙道、眼表面から前部、中間透光体(水晶体、硝子体)、眼底、視神経~頭蓋内、その周囲である眼窩を含め、病院であることを生かして他科とも連携しながら、精査加療に努めている。
● 科長が指導を担当します。
金沢医科大学と連携し、眼瞼、涙液・涙道、眼表面から前眼部、水晶体、硝子体まで幅広い手術を行っており、2015年度は、涙液・涙道手術62例、白内障手術458例、硝子体注射153例、硝子体手術18例などを施行しました。
常勤視能訓練士が2名いるので、斜視・弱視の検査、適切な訓練が行えるのも特色です。不定期ではあるが、涙道内視鏡を用いての加療も行っており、今後の正式な導入により、涙液・涙道疾患の更なる加療が期待されています。