金沢医科大学 氷見市民病院

YUMMY~おいしい!~

Vol.2

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このページでは、楽しくおいしい食事についてお話ししています。まずは、前ページの問題の答えから…。問題の数字は次の5つでした。いずれも、嚥下(えんげ・“ゴックン”)にかかわる数字です。

【問題】次の数字は何でしょう?摂食嚥下に関係するものです。

「600 200 350 50 1000~1500」

答え

【600】…成人1日の、嚥下(えんげ・“ゴックン”)の総数。

いったい誰がどうやって調べたのでしょうね。 内訳は次のようになっています。

【200】…食事のときの、“ゴックン”の回数。
【350】…食事以外に起きているとき(覚めているとき)の“ゴックン”の回数。
【50】 …眠っているときの“ゴックン”の回数。

どうですか?食事以外にたくさんの飲み込む動作“ゴックン”をしていると思いませんか?無意識のうちに行われている嚥下という動作ですが、眠っているときにも行われているなんておどろきです。

このことから、嚥下障害のある患者さまには、食事をしていなくても誤嚥(ごえん)の危険にさらされていることがおわかりいただけると思います。そこで何が必要になってくるか、これが今回のテーマです。

「口の中を、きれいにしましょう」

一般的に口をきれいにするといえば歯みがきですが皆さんはいつされますか?「毎食後」・「お出かけ前に」・「朝だけ」といろいろな方がいらっしゃいます。圧倒的に、「朝だけ」の方が多いようですが、嚥下障害の観点からいうと、夜寝る前にこそ念入りにケアをしなくてはいけないのです。なぜでしょう?そう、仮に50回の“ゴックン”がうまくいかなくても、肺炎にならないためなのです。

1000~1500のミラクルクリーナー

ここでもう一つ答えを明かしていなかった数字についてお話ししなくてはなりません。1000~1500は、成人1日あたりの唾液の量です。唾液の働きをご存知でしょうか?

でんぷんを分解する 小学校の実験で、唾液がでんぷんを分解する様子を見た記憶をお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、このほかにもたくさんの働きがあります。
消化作用  
口腔粘膜の保護  
舌の動きを滑らかにする  
食塊形成をしやすくする  
感染からの防御  
リゾチウム 溶菌作用
ラクトヘリン 抗菌作用
lgA 細菌ウィルスに対する免疫学的活性作用

こうした作用をより効果的にするためにも
口腔内をきれいにすることは大切なのです。

さあ、今日から口の中をきれいにしましょう。
とくに寝る前のケアは念入りに!

次は、食べる前の準備体操についてです。
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