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腹腔鏡下手術

35-1 消化器科(一般・消化器外科)

1.胆のう、脾臓などの病気

胆のうは、肝臓が作り出した胆汁(たんじゅう)という消化液を蓄えるふくろのような臓器です。このふくろの中に石がたまったりポリープができたり する病気が胆のう結石症、胆のうポリープです。

また、脾臓(ひぞう)は古くなった血液を処理する臓器です。遺伝性球状赤血球症(いでんせいきゅうじょうせっけっきゅうしょう)、特発性血小板減 少性紫斑病(とくはつせいけっしょうばんげんしょうせいしはんびょう)という病気は脾臓の働きが活発になりすぎ、新しい血液も処理してしまい貧血になって しまうため脾臓を摘出しなければならない病気です。

2.腹腔鏡下手術の特徴

従来,胆のう結石症,胆のうポリープの手術、脾臓摘出術は腹部を約10~15cm開腹し胆のう、脾臓を摘出していましたが、1992年より当院で は腹腔鏡下手術を取り入れています。腹腔鏡下胆のう摘出術、腹腔鏡下脾臓摘出術は従来の手術と比べ、

  1. 手術創が小さく、傷の痛みが少ない。
  2. 美容上、傷が目立たない。
  3. 術後入院期間が短くてすむ(1週間程度)。

などの利点があります。

この手術法はおなかに1~2cm程度の小さな穴を4カ所にあけ、その穴よりカメラや、電気メス、はさみなどの器具を入れ、テレビに映しだしたおな かの中の映像を見ながら胆のう、脾臓を摘出するという手術です。傷口より大きな結石、脾臓はお腹の中で小さく砕いて取り出します。従来の手術法のように大 きくおなかを切らなくてすみ、手術中おなかの中の臓器が外気に触れることがないため、術後の腸運動の回復が早く、手術翌日より歩行、飲水、食事ができま す。そのため術後入院期間も少なくてすみ、術後の痛みも少なくなっています。このような手術方法を当院では積極的に取り入れています。

実際の手術中の映像です.

写真の中央が胆のうです.

胆のうを切除したところです

 

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