平成28年度 金沢医科大学病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,085 484 313 481 806 1,193 2,956 3,258 1,800 235
解説文
当院は急性期病院で、かつ地域がん診療連携拠点病院(能登北部・中部を担当)です。
地域の中核病院としての役割を果たしながら、大学病院としてより質の高い医療を目指しています。
石川県は現在4つの2次医療圏が設定されており、本院所在地の内灘町は「石川中央」医療圏でありますが、その最も北部で能登寄りにあたります。
そのため、「能登中部」「能登北部」からの入院患者も比較的多く、また、これらの医療圏は65歳以上の人口比率が高い傾向にあります。
この事から、地域の高齢化を反映して、全体から見ると60~70代の割合が多くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし(心臓カテーテル検査) 285 4.3 3.1 0.0% 66.7
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし(PCI施行) 158 6.8 4.7 0.0% 68.4
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし(アブレーション治療施行) 148 9.0 5.5 0.0% 67.4
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし(PTA施行) 57 10.8 5.9 3.5% 70.6
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし(ペースメーカ挿入術等施行) 48 13.8 11.4 2.1% 78.6
近年では生活習慣病が急増しており、それらを生ずる狭心症や心筋梗塞など動脈硬化性心血管病の克服は重要な課題となっています。
一般外来のほかに、専門外来としてペースメーカー外来、動脈硬化・コレステロール外来、高血圧外来などを開設し、さまざまな循環器疾患に対応しています。
重症治療室の10床を、心血管外科を中心とする他診療科と共同運用し、急性心筋梗塞や心不全など循環動態が不安定な急性期疾患に対し、内科・外科の垣根を越えて集中治療を行っています。
早期の社会復帰をサポートできるように24時間体制で診療に臨んでいます。
心臓血管外科 (心臓血管外科;末梢血管外科;小児心臓血管外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 42 3.8 3.3 0.0% 66.1
050163xx03x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 36 16.3 17.0 0.0% 76.2
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし(PTA施行) 12 11.5 5.9 0.0% 73.8
050180xx99xxxx 静脈・リンパ管疾患 手術なし 10 15.8 14.4 0.0% 67.7
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 11.4 - -
【心臓血管外科、末梢血管外科、小児心臓血管外科】
特にありません。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし(化学療法施行) 87 15.0 12.4 0.0% 72.9
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 73 32.1 19.9 2.7% 69.6
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし(気管支鏡等施行) 73 4.3 3.7 0.0% 69.7
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 40 17.6 14.8 12.5% 76.0
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 23 30.3 21.3 30.4% 77.8
特にありません。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 144 17.4 12.7 2.1% 68.7
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし(化学療法施行) 28 13.8 12.4 0.0% 63.6
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし(気管支鏡等施行) 15 2.7 3.7 0.0% 70.3
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 11 8.4 10.1 0.0% 32.5
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 5あり(カルボプラチン+パクリタキセル) - - 19.2 - -
特にありません。
消化器内科 (消化器内科;肝胆膵内科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし(内視鏡的胆管ドレナージ等施行) 97 19.1 11.1 3.1% 77.8
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 46 18.3 11.7 4.3% 75.8
060295xx99x0xx 慢性C型肝炎 手術なし 手術・処置等2 なし 27 7.3 10.6 3.7% 56.9
060060xx97100x 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし(内視鏡的胆管ドレナージ等施行) 21 27.2 16.3 4.8% 81.6
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 12.1 10.9 5.3% 65.8
【消化器内科】
良性疾患では、総胆管結石・胆管炎に対し、内視鏡的結石除去を行う患者さんが最も多くなっています。
診断にあたっては、上部・下部消化管では内視鏡検査、CT、MRIを行い治療方針を決定しています。

【肝胆膵内科】
特にありません。
外科 (一般・消化器外科;乳腺・内分泌外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし(ゲムシタビン、パクリタキセル、ドセタキセル水和物等) 78 4.3 4.6 0.0% 58.6
090010xx99x9xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 9あり(ペルツズマブ) 68 3.8 7.3 0.0% 65.3
090010xx99x6xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり(パクリタキセル(アルブミン懸濁型)、トラスツズバブ) 58 5.2 4.6 0.0% 61.8
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 45 22.0 17.7 0.0% 71.8
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし 37 9.1 6.6 0.0% 61.3
【一般・消化器外科、乳腺・内分泌外科】
特にありません。
内科 (高齢医学科;腎臓内科;内分泌・代謝科;血液・リウマチ膠原病科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし(リツキシマブ) 57 13.3 16.8 5.3% 77.0
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 41 26.4 21.3 51.2% 86.6
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 36 13.0 12.8 8.3% 66.4
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 85歳未満(インスリン製剤使用) 32 19.0 14.6 0.0% 62.2
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし(アザシチジン、輸血あり) 27 14.7 21.9 0.0% 75.7
【血液・リウマチ膠原病科】
当科では、非ホジキンリンパ腫の化学療法(抗がん剤治療)につきまして、初回コースは原則として入院で行なっています。2コース目以降は原則として外来化学療法としておりますが、通院の都合(遠方など)や化学療法の投与スケジュールなどを考慮し、短期入院で行う場合もあります。

【高齢医学科、腎臓内科内分泌・代謝科】
特にありません。
内視鏡内科 (消化器内視鏡科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし(ESD等施行) 53 13.4 9.0 0.0% 72.9
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 24 2.5 7.9 0.0% 69.2
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし 16 2.1 3.0 0.0% 72.4
060240xx99xxxx 外痔核 手術なし 14 2.1 4.6 0.0% 71.0
060245xx99xxxx 内痔核 手術なし 13 2.2 4.9 0.0% 70.9
当科で行っている、早期食道・胃・大腸癌症例の内視鏡治療(ESD等)の多くは、他施設からの御紹介です。内視鏡治療困難例が多く、全身麻酔下による内視鏡治療、消化器外科とのコラボレーションした治療を積極的に行い、患者さんに安全・安心・満足度の高い治療を提供させて頂いております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 66 9.4 7.4 0.0% 75.4
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 36 15.2 13.4 0.0% 67.6
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし(化学療法施行) 31 4.5 11.7 0.0% 75.3
110080xx99030x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし(化学療法施行) 30 12.9 15.1 3.3% 72.2
110080xx9906xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 6あり(密封小線源治療) 21 4.1 4.3 0.0% 69.3
特にありません。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2(エダラボン) 32 29.4 16.5 0.0% 68.2
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし(ガンマグロブリン製剤使用) 14 39.4 18.0 0.0% 59.8
010060x2990400 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 3、4又は5(エダラボン) - - 20.2 - -
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 1あり 発症前Rankin Scale 0、1又は2(エダラボン、心原性脳塞栓症等) - - 18.8 - -
010155xxxxx00x 運動ニューロン疾患等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 14.1 - -
・虚血性脳血管障害は、血栓溶解療法(rt-PA)適応の超急性期患者から軽症のラクナ梗塞、一過性脳虚血発作の精査入院まで幅広い診療を行っています。
・多発性硬化症やギラン・バレー症候群をはじめとする免疫性神経疾患の診断・治療を多く行っています。
・神経難病の診断・薬物療法も積極的に行っています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100260xx9700xx 下垂体機能亢進症 手術あり 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし(内視鏡下経鼻的下垂体腫瘍摘出術等施行) 19 20.8 17.8 0.0% 47.2
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 10.9 9.9 6.3% 71.8
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 14 22.3 18.0 7.1% 67.4
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 13 16.2 11.8 7.7% 78.5
010040x199x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 11 102.2 22.1 18.2% 70.9
特にありません。
小児科(小児科;小児循環器内科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 49 8.7 6.4 0.0% 5.0
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし 47 6.5 6.0 0.0% 1.9
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 37 7.2 5.8 0.0% 6.3
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 5.8 6.2 0.0% 0.0
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 31 4.7 5.5 0.0% 3.4
【小児科】
小児疾患は季節性に流行する感染症が多く、なかでも呼吸器感染症(肺炎、気管支炎)と消化器感染症(胃腸炎)が最も多いのが特徴です。さらに、呼吸器感染に伴う気管支喘息の悪化も入院の頻度が高くなります。
当院のNICU(新生児集中治療室)とGCU(回復治療室)では早期産低出生体重児、先天疾患(消化器、心臓、神経)への新生児集中治療に取り組んでいます。

【小児循環器内科】
特にありません。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 24 3.0 3.3 0.0% 3.4
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 19 5.5 5.6 0.0% 11.7
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 18 4.0 5.5 0.0% 12.2
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 3.4 7.4 0.0% 8.4
11022xxx02xxxx 男性生殖器疾患 陰嚢水腫手術等 11 1.2 4.9 0.0% 3.4
右下腹部痛を主訴に急性虫垂炎が疑われ紹介される症例が多くあります。急性虫垂炎と急性腸炎、腸間膜リンパ節炎などとの鑑別診断が必要であり、臨床所見、血液検査そして超音波検査を行い、虫垂炎の手術適応をしっかり判断して決めております。
停留精巣は造精能への影響を回避するために2歳までの手術が推奨されています。そのため小児泌尿器に携わる当科への紹介が多くあります。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 208 30.4 24.4 1.9% 63.0
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 63 32.0 26.3 3.2% 73.1
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 50 42.1 27.6 30.0% 79.9
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方又は後側方固定等 手術・処置等1 なし 43 35.1 22.7 16.3% 68.9
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 26 5.4 5.5 3.9% 53.3
特にありません。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患 112 11.3 9.9 0.0% 7.6
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし 50 4.8 3.4 0.0% 53.7
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 36 5.4 5.8 0.0% 26.6
070590xx97x0xx 血管腫、リンパ管腫 手術あり 手術・処置等2 なし 25 6.3 7.3 0.0% 27.2
080180xx970xxx 母斑、母斑症 手術あり 手術・処置等1 なし 17 5.6 4.2 0.0% 6.0
口唇裂口蓋裂などの先天性疾患や眼瞼下垂、顔面骨折をはじめとする外傷の治療など形成外科関連の疾患全般を扱っております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 47 13.7 10.5 0.0% 57.1
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 43 7.6 7.7 0.0% 68.4
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし 36 2.1 3.4 0.0% 68.9
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり 29 2.1 3.5 0.0% 64.3
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 片眼 26 9.7 9.2 0.0% 69.0
特にありません。
耳鼻いんこう科 (耳鼻咽喉科;頭頸部・甲状腺外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 57 9.0 7.5 0.0% 53.1
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 35 9.1 9.4 0.0% 44.3
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 35 9.4 8.1 0.0% 23.4
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 28 5.9 5.2 0.0% 62.6
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 28 6.4 5.5 0.0% 43.6
【耳鼻咽喉科】
・前庭機能障害とは「めまい症」です。重症のめまい症の方には、入院加療を行うとともに、脳の異常の有無も含めた精密検査を行っています。
・慢性副鼻腔炎はもちろんのこと、慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫の手術にも従来の顕微鏡下手術に加えて、積極的に内視鏡を併用しています。

【頭頸部・甲状腺外科】
特にありません。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080140xxxxx2xx 炎症性角化症 手術・処置等2 2あり(インフリキシマブ) 26 2.0 2.8 0.0% 57.9
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 15 13.1 12.0 6.7% 65.3
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 13 8.3 9.0 0.0% 68.2
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 11 4.4 4.3 0.0% 61.6
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし - - 8.8 - -
特にありません。
産科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等(母体の異常による帝王切開等) 32 10.0 9.8 0.0% 32.5
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等(胎児の異常による帝王切開等) 29 11.0 9.9 0.0% 30.9
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2 なし 10 22.8 20.8 0.0% 31.9
120170xx01x0xx 早産、切迫早産 子宮破裂手術等 手術・処置等2 なし(帝王切開等) - - 32.2 - -
120150xx99xxxx 妊娠早期の出血 手術なし - - 12.8 - -
特にありません。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 39 10.2 10.1 0.0% 44.7
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし(化学療法施行) 25 9.4 5.1 0.0% 58.9
120100xx01xx0x 子宮内膜症 子宮全摘術等 定義副傷病 なし 17 9.4 7.9 0.0% 36.8
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 15 10.0 10.4 0.0% 52.7
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし(カルボプラチン+パクリタキセル:TC療法) 15 9.8 4.9 0.0% 62.1
特にありません。
救急科 (救命救急科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 26 2.4 7.5 3.9% 41.9
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 5.3 9.9 6.3% 65.5
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2 なし(アナフィラキシー等) 10 2.8 4.2 0.0% 48.1
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 3.6 - -
100380xxxxxxxx 体液量減少症 - - 9.3 - -
特にありません。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 106 13 33 45 - 48 2 第14版
大腸癌 32 42 58 63 - 27 2 第8版
乳癌 75 90 47 37 - 92 2 第17版
肺癌 88 30 48 176 12 109 2 第7版
肝癌 12 15 16 - - 43 2 第6版
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
解説文
がんの症例数を集計することで、どの程度がん治療を積極的行っているかが分かり、また、病期分類(ステージ)別にすることで、病院の幅広さを知ることが出来ると思います。
当院は、高度医療を行う大学病院という特性を生かし、外科的治療・体腔鏡的治療・内視鏡的治療に加え、放射線治療・化学療法・緩和ケアを積極的に行っています。そのため、部位別に見ても、さまざまな病期に対する治療を行っていることが分かります。
当院では化学療法や放射線治療目的の患者さんも入院していただくケースが多く、また、予後の比較的良い部位に関しては、進行癌(Ⅲ~Ⅳ・再発)症例の件数が多くなっています。
患者さんと話し合いながら、出来るだけ”思い”に寄り添った治療を心がけています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 33 12.8 53.1
中等症 69 22.7 76.9
重症 23 24.0 79.9
超重症 - - -
不明 - - -
解説文
市中肺炎とは、普段の社会生活を送っている中で罹患した肺炎のことを言います。
症例数から見ると、中等症の患者さんが多く、重症度が高くなるにつれて、平均在院日数が長くなる傾向にあります。
本来、軽症に該当する患者さんは外来治療対象ですが、高齢または、併存病の悪化等の理由から入院となるケースもあり、大学病院としてあらゆる状態の患者さんも受け入れています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 15 10.4 76.4 0.0%
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 161 35.7 73.3 14.3%
その他 - - - -
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 18 10.5 72.6 0.0%
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -
解説文
脳梗塞に対して早期に治療を行なうことが効果的とされているため、当院では、発症後3日以内に治療を開始する患者さんが多く、集中的な治療を心がけています。
また、大学病院でありながら、回復期リハビリ病棟を有し、急性期のリハビリから円滑な回復期へのリハビリ移行を実践しています。多くの患者さんの在宅・地域への復帰を支援し、運動機能改善を最大限に図っています。
その反面、回復期リハビリ病棟でのリハビリ期間も、在院日数に含まれてしまうため、平均在院日数が長くなる傾向にあります。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 113 2.5 6.0 0.0% 67.1
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 85 3.7 5.2 1.2% 70.1
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 70 3.6 9.4 2.9% 70.6
K5481 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル) 56 6.0 5.4 0.0% 71.1
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 52 3.1 3.8 0.0% 67.9
当科では心血管病に対する高度で集学的な診療として、冠動脈カテーテル治療、心筋カテーテル焼灼術、植え込み型除細動器、心臓再同期療法といった最新医療技術を導入しています。
頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーション治療や除細動器など植え込み型機器による治療がここ数年飛躍的に発展しています。
心臓血管外科 (心臓血管外科;末梢血管外科;小児心臓血管外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 39 1.0 1.0 0.0% 66.0
K5612 ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 32 4.0 12.2 3.1% 75.4
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 12 9.1 38.0 8.3% 75.8
K196-2 胸腔鏡下交感神経節切除術(両側) 11 0.9 1.0 0.0% 30.7
K5611 ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 11 2.4 18.6 9.1% 69.5
【心臓血管外科、末梢血管外科、小児心臓血管外科】
特にありません。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 64 6.3 10.9 1.6% 67.4
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 54 6.9 9.5 1.9% 71.4
K5132 胸腔鏡下肺切除術(その他) 19 7.1 12.0 0.0% 67.7
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 16 5.3 10.9 0.0% 67.2
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 15 3.7 3.3 0.0% 41.3
特にありません。
消化器内科(消化器内科;肝胆膵内科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 96 3.7 21.1 6.3% 78.9
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 47 6.4 6.2 0.0% 71.0
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 46 3.3 17.0 4.4% 74.8
K654 内視鏡的消化管止血術 21 0.2 12.7 9.5% 67.0
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 21 6.9 11.1 4.8% 76.4
【消化器内科】
・最も多い手術は内視鏡胆道ステント留置術です。胆管炎や閉塞性黄疸に対して行っています。診断がつき次第可及的速やか施行しております。
・当科では 、食道・胃及び十二指腸・小腸・大腸などの消化管の診断、治療、肝胆膵疾患の診断、治療など、複数の消化器臓器の診療を担当しています。
・消化器出血や胆管炎などに対しての緊急対応が24時間可能な体制を構築しています。
外科(一般・消化器外科;乳腺・内分泌外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 87 2.1 5.1 2.3% 69.2
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 55 3.6 7.7 1.8% 61.0
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 42 9.4 22.8 14.3% 75.5
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 39 1.3 6.7 0.0% 62.1
K6552 胃切除術(悪性腫瘍手術) 33 6.0 20.4 3.0% 71.7
【一般・消化器外科、乳腺・内分泌外科】
特にありません。
内科(高齢医学科;腎臓内科;内分泌・代謝科;血液・リウマチ膠原病科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 18 14.4 21.0 0.0% 69.6
K610-3 内シャント設置術 13 24.6 29.1 23.1% 69.6
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 - - - - -
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) - - - - -
【腎臓内科】
当院では、血液透析・腹膜透析の導入、維持を行っています。

【高齢医学科・血液リウマチ膠原病科、内分泌・代謝科】
特にありません。
内視鏡内科(消化器内視鏡科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 359 0.4 1.5 0.0% 67.8
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 58 2.1 11.1 0.0% 72.8
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 16 1.4 5.3 6.3% 68.8
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 12 2.1 13.4 0.0% 68.9
K526-22 内視鏡的食道粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) 10 2.1 11.0 0.0% 70.1
当科では、大腸ポリープについては、出血のリスクが少ないと判断され、病院の近くにお住まいの方の場合は、外来で切除を行っています。高齢の方、出血のリスクがある方、あるいは複数個・広基性・挿入困難の方には、安全のために原則1~2日の入院をして頂いております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 71 2.9 5.9 0.0% 75.3
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 34 2.1 12.0 0.0% 68.2
K773 腎(尿管)悪性腫瘍手術 18 2.8 10.9 0.0% 69.4
K800-2 経尿道的電気凝固術 16 2.9 15.5 6.3% 74.9
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 15 0.4 20.9 13.3% 67.3
前立腺限局癌と診断された場合、ロボット手術が行なわれています。従来の開腹手術に比べて、出血・術後尿失禁・勃起機能障害などの合併症が少ない手術が可能となっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭)、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 27 0.2 12.0 7.4% 78.1
K171-21 内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術(下垂体腫瘍) 24 3.2 17.0 0.0% 43.9
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 13 5.9 54.3 23.1% 65.7
K1781 脳血管内手術(1箇所) 13 4.8 53.5 7.7% 63.7
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 11 2.7 17.0 9.1% 69.7
特にありません。
小児科(小児科;小児循環器内科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 33 1.0 1.3 0.0% 3.4
K300 鼓膜切開術 15 1.5 4.5 0.0% 1.6
K563 肺動脈絞扼術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K566 体動脈肺動脈短絡手術(ブラロック手術、ウォーターストン手術) - - - - -
【小児科、小児循環器内科】
特にありません。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 41 0.5 0.4 0.0% 3.2
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 27 0.1 1.0 0.0% 5.7
K836 停留精巣固定術 24 1.0 1.0 0.0% 3.4
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 19 0.3 4.2 0.0% 11.7
K6333 臍ヘルニア手術 - - - - -
鼠径ヘルニア手術(鼠径部切開法)
御家族の付き添いによる負担を減らすため年齢が6か月以上で、喘息がなければ日帰り手術を行っております。

腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術
入院期間は1泊2日として、女児に限り選択しています。これにより手術創が目立ちにくいだけでなく、対側に症状がなくても、ヘルニア嚢が存在すれば同時に根治術を行います。しかし治療費は同額です。

腹腔鏡下虫垂切除術
手術侵襲が少なく、術後合併症も少なく良好な結果を得ております。
ヒルシュスプルング病根治術、噴門形成術には第一選択として採用しており、他の疾患にも適応と判断すれば、腹腔鏡下手術を積極的に採用しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(肩)、(股)、(膝) 289 3.9 27.7 3.5% 66.2
K0461 骨折観血的手術(上腕)、(大腿) 52 3.6 33.5 32.7% 69.8
K0462 骨折観血的手術(下腿)、(前腕) 42 3.9 13.9 19.1% 55.1
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 40 8.2 23.7 2.5% 66.1
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 38 6.7 28.5 10.5% 67.8
特にありません。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 38 0.7 2.7 0.0% 55.9
K4073イ 顎・口蓋裂形成手術(顎裂を伴う)(片側) 34 1.4 9.5 0.0% 8.6
K333 鼻骨骨折整復固定術 25 1.2 1.2 0.0% 21.9
K013-21 全層植皮術(25cm2未満) 15 1.0 8.3 0.0% 21.9
K4072 顎・口蓋裂形成手術(硬口蓋に及ぶ) 15 1.3 9.6 0.0% 5.9
特にありません。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 896 1.1 1.1 0.0% 73.3
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 127 1.1 9.0 0.8% 66.4
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 33 0.1 1.0 0.0% 68.9
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 22 0.8 9.3 0.0% 63.4
K2683 緑内障手術(濾過手術) 21 1.6 10.1 0.0% 68.9
特にありません。
耳鼻いんこう科(耳鼻咽喉科;頭頸部・甲状腺外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 45 1.4 6.8 2.2% 53.9
K319 鼓室形成手術 38 1.7 6.4 0.0% 46.2
K3772 口蓋扁桃手術(摘出)、口蓋扁桃摘出術(翌日以降)後出血止血術 31 1.2 7.4 0.0% 26.0
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 21 1.1 7.2 0.0% 56.5
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) 16 1.6 9.8 0.0% 55.6
【耳鼻咽喉科】
・副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)の患者さんに対しては、ほぼ全例、内視鏡下鼻副鼻腔手術が行われます。
・内視鏡下鼻副鼻腔手術に際しては、患者さんの安全性に配慮して、積極的にナビゲーションシステムを使用します。また、同時に鼻中隔弯曲矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除術、後鼻神経切断術を併用することもあります。
・鼓室形成術、甲状腺良性腫瘍手術には、内視鏡を併用することがあります。

【頭頸部・甲状腺外科】
特にありません。
産科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 56 5.9 7.6 0.0% 33.2
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 29 6.5 8.6 0.0% 30.7
K8721 子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) - - - - -
K9061 子宮頸管縫縮術(マクドナルド法) - - - - -
K877 子宮全摘術 - - - - -
特にありません。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 51 1.3 8.5 0.0% 48.4
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) 24 1.0 9.2 0.0% 47.0
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 17 0.9 4.5 0.0% 36.1
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 15 12.6 27.9 0.0% 55.1
K879 子宮悪性腫瘍手術 13 5.0 28.0 0.0% 55.9
特にありません。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 16 0.13%
異なる 27 0.21%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 101 0.80%
異なる 17 0.13%
解説文
・手術・処置等の合併症(シャント狭窄・人工関節のゆるみ等)は入院契機と同一の件数が多くなっています。つまり、合併症の治療を目的に入院した患者さんが多いということをあらわしています。また、他医療機関で施行された手術・処置後の合併症患者さんも受け入れているため、件数の増加につながっています。

◇播種性血管内凝固症候群とは…
血液の固まる力が強くなりすぎてしまい、血管内のさまざまな場所で血液が固まった「血栓」ができてしまう症状。不要な血栓が種をばらまいたように全身の血管に点在してしまうこと。

◇敗血症とは…
感染症の原因である細菌やウイルス、真菌が、血液中に浸入することがきっかけで起こるもの。炎症反応が全身に広がった状態。

◇その他の真菌症の該当病名(一部)
※カンジダ症・ノカルジア症・アスペルギルス症・クリプトコッカス症など・・・

◇手術・処置等の合併症とは…
手術や処置などをした場合、一定の割合で発生してしまう病態。合併症は、そのような術式でもどのような患者さんでも、一定の確率で起こりえるものなので、医療ミスとは異なる。
※シャント狭窄・人工関節の緩み・カテーテル感染症など・・・
更新履歴
2017.9.29