慢性筋疲労・疼痛の診療

リハビリテーション医学科(講師) 中田 実

 

ストレスにあふれた現代社会では、働き盛りの年齢の人たちの中で、日々の生活におけるストレスの積み重なりから発生する体のこり・だるさ・痛みなどさまざまな疲労症状を訴える人が増え、大きな社会問題となっています。

厚生労働省の調査では、日本全国の労働者の中で「仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがある」と答えた人は62%おり、「普段の仕事で身体が疲れる」という人は72%に上っています。身体のどの部位に疲れを感じるか尋ねると、「身体が全体的に疲れる」という人が42%、「肩・腕・手が疲れる」という人が26%、「腰が疲れる」という人が18%、「足が疲れる」という人が16%などとなっています。

この調査結果からみても明らかなように、筋肉の慢性的な疲労や痛みのために毎日の仕事や日常生活に支障が起きて困っている人が非常に多くなっていることが分かります。

こうした慢性的な筋肉の疲労と痛みを訴える人たちの増加は、日本だけでなく欧米諸国でも共通した大きな問題となってきています。そして、慢性的な筋肉の疲労や痛みに悩む人たちは、その他にも多様な症状を訴えることも少なくないため、原因がはっきりしない「不定愁訴」として、苦痛の解決までに長い時間がかかってしまう可能性があります。

金沢医科大学病院では、働き盛りの年齢(主婦、学生なども含む)の慢性的な筋肉の疲労や痛みの患者さんを対象とする専門外来を開いています。以下のような症状で悩んでいる方は、リハビリテーション医学科外来(毎週木曜日、中田実医師)までご相談ください。

① 頑固な肩こりや腰痛、その他の不定愁訴を強く訴えるが、必ずしも特定の診療科の診療対象となりにくい方

② 下記の症状・疾患・症候群が疑われる方

・頸肩腕症候群

・職業性腰痛

・明らかな外傷がなかった交通事故後の頑固な痛み

・上記以外の慢性筋疲労・疼痛症状(筋痛、筋肉のこり、四肢のしびれ、つっぱり等)

・ストレス関連性とみられる慢性不定愁訴(著しい疲労、耳鳴り、うつ症状等)

・線維筋通症

・慢性疲労症候群

【診療受付時間】
平日 初診 8:30~13:00
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金沢医科大学病院

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