ハートセンター
概要
ハートセンターは、心臓手術後、急性心筋梗塞等急性冠症候群や重症心不全の患者さんだけではなく、各科の急変する可能性の高い患者さんや人工呼吸管理、持続ろ過透析を必要とするような重症な患者さんを収容し、集中治療経験の豊富な心臓外科医、循環器内科医および看護師により24時間体制で管理運営されています。病床数は陰陽圧変換システムを完備した個室2床を含む個室6床とopen space4床の計10床です。治療内容の質・安全性とともに患者さんの安全を第一に考え、医療内容および業務の不断の改善を行っています。
業務内容
急性心筋梗塞や心臓手術後等の患者さんの循環呼吸管理、不整脈管理、あるいは、重症熱傷、食道がん術後、持続ろ過透析を必要とするような急性腎不全等の重症患者さんの全身管理を、最新の生命維持装置や各種の生体監視装置を用いて行い、安全かつ速やかな循環、呼吸機能の回復を図ります。
特徴・特色
心臓カテーテル室が隣接されており、緊急冠動脈カテーテル検査等がスムーズに行われます。また新生児の先天性心疾患術後の患者さんから80歳後半の心臓手術や急性心筋梗塞患者等幅広い年齢の患者さんに対応しています。心不全合併の透析症例、多発外傷、重症熱傷等幅広い疾患には複数の担当科と協同して対応しています。陰陽圧変換システムを完備した個室を2床備え、インフルエンザ等の各種感染症、腎臓移植等にも対応しています。早期にリハビリを実施し、重症患者さんであっても早期離床に心がけています。
理念
- 先進的かつ高度な医療を提供します。
- 質の高いチーム医療を実践します。
- 人間性豊かで有能な医療人を育成します。
基本方針
- すべての重篤な患者さんに対し、高度な集中医療・救急医療を24時間体制で提供します。
- 常に自己研鑽に努め、医療能力の向上を図ります。
- 医師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床工学技士、救急救命士、学生等に対する教育を推進します。