平成ヘイセイ20年度ネンド ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学ダイガク研究室ケンキュウシツへ〜KAKENHI
研究成果ケンキュウセイカ社会シャカイ還元カンゲン普及フキュウ事業ジギョウ
ギョウ ツトム カン リョウ ホウ コク ショ
機関名キカンメイ 金沢カナザワ医科イカ大学ダイガク -33303 整理セイリ番号バンゴウ HT20087
実施ジッシ担当タントウシャ 代表者ダイヒョウシャ                      
ふりがな しまだ ひろき
氏名シメイ 島田シマダ ひろき(金沢カナザワ医科イカ大学ダイガク講師コウシ
氏名シメイ 八田ハタ 稔久ネンヒサ金沢医科大学カナザワイカダイガク教授キョウジュ
氏名シメイ 東   伸明(金沢医科大学・講師)
氏名シメイ 島村シマムラ英理子エリコ金沢カナザワ医科イカ大学ダイガク講師コウシ
開催日カイサイビ 平成ヘイセイ20ネン 8ガツニチ (
開催カイサイ開場カイジョウ 金沢カナザワ医科イカ大学ダイガク 分子ブンシ細胞サイボウ形態ケイタイ科学カガク医局イキョク実験室ジッケンシツ
住所ジュウショ 石川県イシカワケン河北郡カホクグン内灘町ウチナダマチ大学ダイガク1−1
プログラムのテーマメイ 酸素が毒やって知っとった? -酸素となかよく生きていくには-
対象者タイショウシャ 小学生ショウガクセイ
関連カンレンURL 実施ジッシ様子ヨウスがわかるような大学ダイガク作成サクセイされたホームページがあれば記入キニュウしてください。
http://www.kanazawa-med.ac.jp/~anatomy1/
実施ジッシ状況ジョウキョウ                          
   
テキスト ボックス: ・プログラムのねらい
酸素の特性や生理学的な意義を理解する。実験や見学を通じて科学の楽しさを知る。

・プログラムのねらいを達成するために留意、工夫した点
アニメーション入りスライドや,小実験を提示しながらの講義を行った。また,参加者に細胞の標本の作製・観察,培養細胞を用いた実験を体験させた。

・児童生徒の自ら学ぶ意欲、興味をひくために留意、工夫した点
参加者が自分の口腔内細胞をとり,それで標本を作製し,モニター付き顕微鏡で観察した後,その画像をプ リントアウトして持ち帰ってもらった。
培養細胞の実験では参加者全員にピペッティング作業をさせ,クリーンベンチやモニター付き蛍光顕微鏡等の実際に研究で使われている設備で実習を行った。
また,骨格標本の組立て,バーチャルスライドシステムでの標本観察や実験用爬虫類の餌やりなど当教室で行っている様々な研究内容に関連する事項を実習の待ち時間に行った。

・当日のスケジュール
  10:00 オリエンテーション(本プログラムの概略説明,スタッフ紹介,スケジュールの説明)
  10:10 講義  「酸素ってなんや?」(講師 島田ひろき)質疑応答,休憩含む
  11:30 実習 「(2) 活性酸素を見てみよう」準備
  12:00 昼食
  13:00 実習 (1) 自分の細胞を見てみよう
             (2) 活性酸素を見てみよう
               (3) 骨格を組み立ててみよう 
              バーチャルスライドで小さな生物,身体の一部を観察しよう
  15:00 クッキータイム フリートーク
  15:30 修了式 「未来博士号」授与式
  16:00 解散
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
テキスト ボックス: ・実施の様子
テキスト ボックス: 講義:「酸素ってなんや?」
酸素分子の大きさ,数,性質や燃焼や生命にとっての役割などについて小実験を交えながらの
講義。
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
テキスト ボックス: テレビ取材が来ました。ドキドキ。
 
テキスト ボックス: 昼食は参加者全員で学生食堂でとりました。
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
テキスト ボックス: 実習(1) 自分の細胞を見てみよう
自分の口の中の細胞をとって染色して標本を作り,それを顕微鏡で観察しました。
 
 
   
   
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
テキスト ボックス: まず先生が見本を。
 
テキスト ボックス: うまく染色できるかな。
 
   
   
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
テキスト ボックス: モニター付き顕微鏡でみんなで観察。
 
テキスト ボックス: 直接見ることもできます。
 
   
   
テキスト ボックス: 実習(2) 活性酸素を見てみよう
培養細胞に活性酸素を出す農薬を入れた後,活性酸素を見るための試薬を入れて蛍光顕微鏡で観察しました。同時にビタミンCまたはビタミンC入り清涼飲料水を加えて,活性酸素の生成が抑えられるかを調べました。
 
 
   
   
   
   
   
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 
 
   
テキスト ボックス: 蛍光顕微鏡で観察します。 テキスト ボックス: CCレモンは活性酸素を減少させたか?
テキスト ボックス: 実習(3) 骨格を組み立ててみよう
     バーチャルスライドで小さな生物,身体の一部を観察しよう
実習(1), (2)の待ち時間に人間の骨格標本を自分で組み立てました。
また,コンピューター上のバーチャルスライドシステムでノミや人間の臓器の顕微鏡標本を観察しました。
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
テキスト ボックス: 人間の骨格についての説明を聞く。
 
テキスト ボックス: 手の骨を自分で組み立ててみる。27個のパズル。
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 
テキスト ボックス: 質問もいっぱいありました。
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
テキスト ボックス: 「未来博士号」授与式
 
テキスト ボックス: 最後に全員で記念撮影。
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
テキスト ボックス: ・広報活動について
大学事務局と連携してポスターおよびチラシを作製し,教育委員会を通じて県内の全ての小学校に配布した。また,地域のボーイスカウト等のボランティアの方々による広報活動の協力も受けた。
大学広報局の協力により、地元放送局および新聞社による取材とプログラムのPR放送・記事掲載を行った。実施当日には地元放送局および新聞社の取材を受け,プログラムに関するニュースが放映,掲載された。

・安全配慮について
実習中の生徒の事故に対して,事前に掛け捨て型の保険に加入した。
参加者を5〜6人の小グループにわけてグループ毎に担当責任者をつけ,各実験の実施責任者を含め,常に参加者2〜3人あたり1人のスタッフがついて指導した。また,薬剤はスタッフが扱い,参加者には安全な物質のみ扱わせた。実験中は常に実験用ゴム手袋を着用させた。消毒用アルコール等に対するアレルギーがある参加者を考慮して,保護メガネ・マスクを準備した。

・今後の発展性、課題
自分で標本を作製したり,培養細胞を扱ったりすることに非常に興味をもって取り組んでいたので,1   回の参加人数を絞って各人が1系列の実験を行えるようなスケジュールにするのが良いと思われた。
また,対象を中学生・高校生にした更に高度な内容のプログラムも検討していきたい。
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
※本報告書は本会ホームページに掲載します。個人情報を記載する際にはご注意ください。