RI研究用設備機器一覧

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基礎研究棟RI実験室

機器名 (付属装置) 規格 設置年 使用用途
クリーンベンチ Vilene 1983 細胞の操作
炭酸ガスインキュベーター Napco 1983 細胞培養
位相差顕微鏡 ニコン 1984 培養細胞の検鏡
PCRサーマルサイクラー 宝酒造TP-3000 1996 DNA標識と増幅
純水製造装置 Elix 1997 純水の製造
オートウェルガンマーシステム アロカARC-380CL 1998 γ線放射能量の自動測定
液体シンチレーションカウンター アロカLSC-5100 1998 低エネルギーβ線放射能量の自動測定
ゲル乾燥器 BIO-RAD 583 2001 ゲルの乾燥
高速微量遠心機 トミーMR-150 1986 高分子物質の分離と精製
分離用超遠心機 Beckman Optima L-70K 1996 高分子物質の分離と精製
冷却遠心機 トミーGRX-220 1999 物質の分離と精製
サンプルハーベスタ LABO MASH 1986 細胞の捕集
シンセティックオーブン Nippon genetics 1994 遺伝子のハイブリダイゼーション
超音波破砕器 トミーUR200P 1986 組織、細胞の破砕
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臨床研究棟RI実験室

機器名 (付属装置) 規格 設置年 使用用途
全自動モニター アロカMSR-R22-917 1996 コンピューターによるRI施設の管理
ハンドフットクロスモニター アロカMBR-51 1996 手、足、衣服の汚染検査
液体シンチレーションカウンター アロカLSC-5100 1996 低エネルギーβ線放射能量の自動測定
オートウェルガンマーシステム アロカARC380 1995 γ線放射能量の自動測定
マイクロプレート液体シンチレーションカウンター アロカLSC-2001 1996 マイクロプレート専用
β線スキャニングシステム AMVIS 1986 2次元クロマト上のβ線検出
サンプルハーベスター 大日本製薬 1981 細胞の捕集
超音波破砕器 組織、 トミーUR200P 1973 細胞の破砕
冷却遠心機 トミーRS-18P 1973 物質の分離と精製
炭酸ガスインキュベーター フォマー 1997 細胞培養
クリーンベンチ 日立CCV 1973 細胞の操作
RI動物飼育器 コイトロンEA-CA 1973 動物の飼育
廃棄動物処理装置 ドライトロンWDS-501B 1984 廃棄動物の乾燥
PCRサーマルサイクラー 宝酒造TP-3200 1996 DNA標識と増幅
冷却遠心機 トミーRS-201V 1985 物質の分離と精製
GMサーベイメーター アロカTGS133 1981 放射能量の測定
シンチレーションサーベイメーター アロカTCS121C 1973 放射能量の測定
電離箱サーベイメーター アロカ ICS1151 1961 放射能量の測定
 上記のうち放射能を検出する主な機器の特徴を下記に示します。

1.液体シンチレーションカウンター
 特徴:放射線が蛍光物質に当たると、その物質から特有な波長の光(蛍光)が放出される。 この蛍光の寿命は極めて短い(約10−10秒)パルス光で、このパルス蛍光量は放射線量に比例する。 この蛍光を光電子倍増管で検出しているのがシンチレーションカウンターです。放射能を含む液体試料と液体シンチレーターの混合サンプルを作成することから、低エネルギーβ−線を効率よく検出することができます。 3Hや14Cを用いる生体研究には不可欠の測定器です。
 機能:250サンプルまで自動測定。 クエンチング補正により、dpm自動演算。 2核種同時測定可能。

2.オートウェルガンマーシステム
 特徴:原理は、上記の液体シンチレーションカウンターと同じですが異なるところはシンチレーターにヨウ化ナトリウム(NaI)の結晶を用いている点です。 この結果、透過力の強いγ線やχ線を放出する核種を検出するには最適です。125Iや51Crを用いる生体研究には不可欠の機器で、特に、コンピューターが内蔵しており、ラジオイムノアッセイ等の実験データーを得るには最適です。
 機能:300サンプルまで自動測定。数核種同時測定可能。

3.ベータースキャンニングシステム
 特徴: 14Cや35Sあるいは32Pを含んだ試料のペーパークロマトやゲルクロマト上の放射能をガスフローカウンターで検出する装置です。 用いるガスは、主にヘリウムやアルゴンで、両端に電圧をかけた検出器内で、試料からのβ−線がガスを電離すると、検出器に電流が流れる。この電流はパルス電流で放射能量に比例する。この電流を検出することにより、放射能を検出します。クロマト試料を走査することにより、平面上の放射能を検出できます。 ただし、3H試料はβ−線のエネルギーが低いため、検出不可能です。
 機能:試料の放射能量によるが、32Pで10数分、14Cや35Sで数十分の測定時間。  
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