金沢医科大学整形外科学では、新しい医局員を随時募集しています。 個人のキャリアアップと子育て支援に力を入れています。女性医師も2名在籍しています。 ご質問、ご希望などありましたらお気軽にお問い合せください。

金沢医科大学整形外科学のホームページをご覧いただきありがとうございます。
私は令和7年4月1日に金沢医科大学整形外科学教授・講座主任を拝命致しました兼氏 歩です。
整形外科は運動器の疾患や外傷などを診療する臨床科です。運動器は脊椎、四肢を中心とした骨・関節・神経・筋肉などで構成されます。運動器が障害されると歩行、姿勢保持、正坐、入浴など通常の生活、さらにはスポーツ活動などやりたいことを行うことが難しくなり、生活の質が大きく損なわれます。
特に日本は超高齢社会となり、加齢現象による運動器の疾患が大きな問題になってきています。実際に国民生活基礎調査では要介護・要支援になる原因の25%は転倒・骨折、関節・脊椎疾患と報告されています。
そのような社会の中、金沢医科大学病院整形外科では運動器を支える診療科として以下のことを目指しています。
1.常に患者さんに寄り添った診療・治療
2.外傷を含む整形外科的プライマリケアのできる若手医師の育成
3.高度の専門性を持つ医師による手術
4.世界に発信できる研究の推進
5.お互いに助け合うat homeな医局
皆さんの中には、大学病院というと特殊な症例のみを扱っているという印象をお持ちになる方が多いかもしれません。
しかし当科ではそのようなことはなく、地域に密着した大学病院として関連病院よりご紹介いただいた患者さんのみならず、能登半島の入口に位置するという地域性から、重度の交通外傷を含む数多くの外傷性疾患を扱う三次救急としての一面もあり、これが一般的な大学病院とは少し毛色の異なった「金沢医科大学 整形外科」の特色となっています。
このように金沢医科大学整形外科では専門性の高い医学の最先端の治療を行うと同時に地域の整形外科診療をリードする使命のもとで、患者さんの健康の回復・維持・増進に向け、続けて邁進して行きたいと思います。
このホームページをご覧になって、我々が行っている業務内容や、教室の雰囲気を少しでもご理解いただければ幸いです。
