北陸の小児に最先端の医療を!
金沢医科大学小児外科学講座は1974年(昭和49年)4月に開講した。
小児外科学講座の開講は順天堂大学に次いで日本で2番目であった。
本学の創設に尽くした初代病院長の吉田清三小児科学教授ならびに
順天堂大学小児外科駿河敬次郎教授の北陸の小児医療に対する熱意と先見性によって
小児外科学講座が誕生したといっても過言でない。
1974年4月 梶本照穂教授(講座主任)就任
1997年4月 伊川廣道教授(講座主任)就任
1997年5月 中村紘一郎教授(特任)就任
1997年6月 中村教授退職
1998年3月 梶本教授定年退職
2008年4月 小沼邦男臨床教授就任
2009年3月 小沼臨床教授退職
2011年3月 伊川教授定年退職
2011年8月 河野美幸教授(講座主任)就任

1945年 石川県鳳至郡門前町生まれ。
昭和47年(1972年)慶応義塾大学医学部卒業。
1980年6月より米国ハーバード大学医学部、マサチューセッツ総合病院小児外科へ留学。
学位論文は「Hirschsprung病の無神経節腸管におけるAcetylcholineならびにそのレセプターに関する研究」。
1997年4月慶應義塾大学医学部外科学講師から本学小児外科教授に着任。
伊川教授の研究領域は「排便運動における骨盤神経叢直腸枝の役割」で、この研究成果に基づいた直腸肛門奇形の手術術式の開発、
ヒルシュスプルング病に対する経肛門的根治術式の意義についての臨床ならびに研究を行っている。
臨床面では北陸の子供達に最先端の治療を行うこと、そして患者さんには家族の気持ちになって親切丁寧にを
モットーに、生体肝移植、小児鏡視下手術、膜形人工肺(ECMO)を用いた新生児外科治療、
小児気道外科等を教室の主要テーマとして全力を注いでいる。1999年(平成11年)4月に北陸第一例目の生体部分肝移植手術を行った。
2000年7月から2003年3月まで金沢医科大学総合医学研究所臓器置換研究部門の部門長を併任した。
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1932年 広島県安芸郡蒲刈町生まれ。
昭和31年(1956年)広島医科大学(旧制)卒業。
学位論文は「全身麻酔及び手術中の体温変動について」。
県立広島病院小児外科部長から1974年4月本学小児外科教授に着任。
梶本教授の主な研究領域は小児外科領域で最も多い 「鼠径ヘルニアの免疫と対側発生の頻度の調査」であり、研究のための研究を排し、日常診療に基づく研究を大切にした。 さらにヒルシュスプルング病の内視鏡的診断、 直腸肛門奇形における括約筋発育度の画像解析および括約筋再建術式の開発、 小児内視鏡、マイクロサージャリ―の導入、小腸移植実験等々多くの研究を指導した。
1990年4月から1995年3月まで金沢医科大学付属看護専門学校長、1995年4月から1996年10月まで医学部教務部長を歴任し 教育の向上に努め、本学の発展に貢献し1998年退職、同年6月金沢医科大学名誉教授の称号が授与された。