トピックス

身近な細胞治療・再生医療等を通じたリアルワールドを実現するハブ

特殊(専門)疾患

  • 樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン(WT1ペプチドパルスIFN樹状細胞ワクチン療法)の対象疾患:乳がん,大腸がん,膵がん,胃がん,肺がん
    臨床研究実施計画番号:jRCTc040200005(2020年01月24日 新規公開)
    実施予定被験者数:6人,20歳以上75歳以下,主たる評価項目:安全性(有害事象および重篤有害事象の発生の有無)
  • 樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン(WT1あるいはネオアンチゲンペプチドパルスIFN樹状細胞ワクチン療法)(加工受託)
    対象疾患:がん,肉腫(治療提供機関では適応条件があります)

最新情報など

再生医療センターは,細胞療法認定管理師制度において,国内3番目の研修指定施設に認定され,北陸における再生医療等の専門的な人材育成に努めています。抗原提示能が極めて高いIFN-樹状細胞の調製法を確立し,開発した新規IFN-樹状細胞を担体とし,腫瘍抗原ペプチドとしてWT1,さらにはがんゲノム医療をベースとしたネオアンチゲンを標的としたがんワクチンを提供する個別化医療を実践します。本学の細胞治療プロジェクトの成果として,台湾高雄医学大学および中国華中科技大学との国際共同研究を推進し,現在,有効な治療薬がない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する抗原提示細胞ワクチンや間葉系幹細胞を用いた治療の実用化技術の基盤を構築しています。