学会挨拶

                                会長  新井田 要

                                金沢医科大学病院 ゲノム医療センター 

 

 

 

 

 2019 年 9 月 15 日(日)に、第7回日本結節性硬化症学会学術総会および第76回日本小児神経学会北陸地方会を金沢医科大学病院にて合同開催する運びとなりました。

 結節性硬化症学会は患者当事者・家族が医師や研究者と同列に学会に参加し議論し合うという、日本では稀有な形態の学会として歩んでまいりました。一方、日本小児神経学会北陸地方会は、毎年秋の学会で公開シンポジウムを開催し、様々なテーマで患者家族、医療従事者、学校・福祉・行政関係者が一堂に会する企画を実施してきました。金沢で開催するにあたり、2つの学会の主旨・親和性が良い事と、北陸で結節性硬化症の診療に主に従事しているのは小児神経専門医であることより、この度の合同開催の企画となった次第です。

 エベロリムスの適応拡大に伴い、結節性硬化症診療は今年大きな転換期を迎えます。てんかんに対する適応拡大は、多くの小児患者に対するエベロリムス治療が開始されることを意味しており、mTOR阻害剤による早期からの治療介入が、結節性硬化症の自然経過そのものを変えうるものであるかどうかが、今後の注目すべき課題となります。また新生児期の心横紋筋腫に対するエマージェンシーとしての治療も、今後標準化される必要のある課題です。今回の学会では、これらのホットな話題を盛り込みながら、北陸地域における結節性硬化症診療の実態や、ファミリーネット企画による家族の想いにも重点をおいた企画となっております。

 秋の金沢は観光にも最適の季節となります。学会とともに北陸の風土を楽しんで頂けたらと思います。皆様方のご来場を心よりお待ちしております。また下記要領で一般演題を募集いたしましますので、奮ってご応募頂きますようお願い申し上げます。

令和元年 5月吉日

 

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