細胞医学研究分野(大学院 細胞生物学)

ストレスというと多くの人は心的なものを連想しがちであるが、生物の体を構成する細胞もまた内的および外的要因から発生する様々なストレスに曝されている。例えば、紫外線や栄養飢餓、高温および低温環境などに加え、低酸素環境や活性酸素、タンパク質の構造異常も細胞にとってはストレスになる。私たちの研究室では、そのような細胞が感じるストレスの実態やそれに対する防御反応を分子・細胞・動物個体のレベルで解き明かすことを目標にしている。特に現在では基礎生物学的な側面だけでなく医学的な側面からも細胞ストレス研究を重要なテーマと考えていて、種々の生活習慣病や炎症、老化、ガン、神経変性疾患、異常行動と細胞ストレスとの関係に興味を持っている。一方、それら細胞ストレスの生体イメージングにも取り組んでおり、生命科学研究に有用なモデル動物の開発にも力を注いでいる。

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所属者紹介

 

 

 

教授     岩脇 隆夫(Researchmap
助教     黒田 絵莉子(Researchmap
助手     赤井 良子(Researchmap) 
研究補助員  濱嶋 尚代

主な研究業績

  • Akai R, Saito M, Kohno K, Iwawaki T “Transgenic mouse model exhibiting weak red fluorescence before and strong green fluorescence after Cre/loxP-mediated recombination” Exp Anim, 69, 306-318, 2020.
  • Iwawaki T, Akai R, Toyoshima T, Takeda N, Ishikawa T, Yamamura K “Transgenic mouse model for imaging of ATF4 translational activation-related cellular stress responses in vivo” Sci Rep, 7, 46230, 2017.
  • Iwawaki T, Akai R, Oikawa D, Toyoshima T, Yoshino M, Suzuki M, Takeda N, Ishikawa TO, Kataoka Y, Yamamura K “Transgenic mouse model for imaging of interleukin-1β-related inflammation in vivo” Sci Rep, 5, 17205, 2015.
  • Iwawaki T, Akai R, Yamanaka S, Kohno K “Function of IRE1 alpha in the placenta is essential for placental development and embryonic viability” Proc Natl Acad Sci USA, 106, 16657-16662, 2009.
  • Iwawaki T, Akai R, Kohno K, Miura M “A transgenic mouse model for monitoring endoplasmic reticulum stress” Nat Med, 10, 98-102, 2004.

主な外部研究資金

  • 科研費 基盤研究(B)(2021~2023年度)
  • 科研費 若手研究(2021~2022年度)
  • 日本私立学校振興・共済事業団 若手研究(2021年度)
  • 日本科学協会 笹川科学研究助成(2021年度)
  • 上原記念生命科学財団 研究助成(2020年度)

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