ホーム >  患者さんへ >  おくすりQ&A

おくすりQ&A

内服薬を飲むときの注意点

お薬は指示された量を毎回正しく飲むことによって効果が現れます

  • 特別に医師の指示のない限り、自分勝手に服薬をやめたりしてはいけません。
  • 量を減らしたり、効かないからといって量をふやして飲んではいけません。
  • 指示どおりに飲まないと、医師の期待したとおりの効果が得られないばかりか、逆に不都合な効果が起こる場合もあります。

お薬はコップ1杯の水かぬるま湯で飲んでください

  • お薬は水に溶けて初めて効果が現れます。水の量が少なすぎると効き目が悪かったり、胃に負担がかかるなど副作用が出ることがあります。
  • コーヒー・牛乳・コーラ・お酒などでは、効き目が悪くなったり効きすぎたりすることがあります。

お薬を飲み忘れたら?

  • 飲み忘れた時の対処のしかたはお薬によって異なります。あらかじめ医師または薬剤師にそのような場合どうしたらよいか確認しておいてください。
  • 飲み忘れがあった場合や飲まなかった場合は、必ず医師にお話ください。

お薬を飲む時間について

お薬を飲む時間についてはお薬の入っている袋に記載されています。
ここではそれぞれの時間の意味についてもう少し詳しく説明します。

食前

  • 食事のおよそ30分前にお飲みください。
  • 食物の影響を受けやすい薬や、血糖値をコントロールする薬、吐き気止めなどは食前の指示になっています。

食直前

  • 食事をはじめる直前にお飲みください。薬を飲んだらすぐ食事を始めてください。
  • 血糖値をコントロールする薬の中で、効果が早く現れるもの、食事と混ざり合って効果が現れるものなどが食直前の指示になっています。食事が遅れると血糖値が下がりすぎて危険なことがあります。

食後

  • 食事のあと30分以内にお飲みください。
  • 多くの薬は食後に服用するように指示されています。
  • 食後に飲むことによって胃粘膜への刺激が少なくなります。また、食後に飲む習慣をつけることでのみ忘れを防ぐことが出来ます。

食後2時間

  • 胃の中の食物がなくなる食事のおよそ2時間後にお飲みください。
  • 食べ物が薬の吸収に影響するものなどはこのような指示になっています。

○時間ごと

  • 体内での効果を持続させたい薬は、食事に関係なく一定の時間ごとにお飲みください。
  • ただし休養・安眠も必要です。多少は時間がずれても構いませんが、どの程度までなら良いかを確認してください。

ねる前

  • 排便を促す薬や、夜間の発作を予防する薬、睡眠薬などは就寝のおよそ30分前にお飲み下さい。

頓服(とんぷく)

  • 発作の時や、熱が上がった時、症状のひどい時など、症状を抑えるために一時的に飲むお薬です。
  • 解熱剤、鎮痛剤、下剤、狭心症発作、喘息発作を抑える薬などがあります。
  • 1回に飲む薬の量は医師から指示されたとおりの量を守って下さい。効かないからといって何回分も一度に飲むのは危険です。

病院で処方された薬はいつまで保存できますか?

処方が出された日数が薬の期限です

  • 病院から処方された薬は、医師が診察したときの病気の症状に合わせてあります。
  • 風邪などの急性の病気では、薬が余ったときは速やかに処分して下さい。
  • シロップは細菌が繁殖しやすいので特に注意しましょう。
  • 高血圧や糖尿病などの慢性の病気で処方内容が変わった場合(薬の追加・変更、量の増減)は、新しい薬と混ざってしまうと分からなくなるので前の薬は処分して下さい。
  • 一般的に薬の使用期限は3年程度ですが、薬局で調剤した薬は約6カ月が目安です。ただし、錠剤や粉薬が変色していたり、カプセルが変形している場合は飲まないで下さい。

包装に期限がはっきり書かれている薬もあります。

  • 狭心症の薬で「ニトロペン」という薬は、成分が揮発するおそれがあるため錠剤の包装には使用期限が書かれています。使用期限切れにはご注意ください。
  • 錠剤や粉薬を溶かして使うタイプの点眼薬には、薬の袋や「おくすり情報紙」に薬を溶かした後の使用期限が書いてありますので、注意して使用してください。

薬の保管方法は?

薬は高温、湿気、光で成分が変化しやすいものです。

薬袋に保管方法が書かれています。薬に適した条件で保管して下さい。

1.決まった場所に保管しましょう

  • 小さなお子さんやお年寄りのいる家庭では、簡単に手の届くところに置かないようにしましょう。

2.「室温保存」 1~30℃です。

  • 薬の袋に特に注意書きがない場合には「室温保存」で構いません。乾燥剤と共に缶に入れて、涼しい場所に保管して下さい。
  • 夏の直射日光の当たる場所や冬のストーブの近くには置かないで下さい。
  • 自動用車の中も夏場は高温になりますので避けましょう。

3.「冷所保存」 一般的には15℃以下です。

  • 冷蔵庫に入れて、凍らない温度で保管して下さい。

4.インスリンについて

  • 2~8℃が保管の適温なので冷蔵庫に入れて下さい。一度でも凍ったものは変質していますのでご使用できません。
  • 自己注射用のインスリンは未使用のもののみ2~8℃で保管してください。使い始めたものは室温で保管し、使用開始後の決められた期限内に使用してください。